出版社内容情報
ウェインをはじめ、G・クーパー、R・テイラー、H・フォンダ等ハリウッドスターのあい次ぐガン死の謎を抉る衝撃のドキュメント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
51
2014.02.20(02/20)(再読)広瀬隆著。 02/19 (カバー) 不屈の男、ビッグ・ジョンはガンとの壮絶な戦いに敗けた。 ゲイリー・クーパー、 ロバート・テイラー、 スティーヴ・マックイーン、 ヘンリー・フォンダ、 ユル・ブリンナー、 みんなガンに散ったハリウッドの俳優たちにガン死がかくも多発するのか。 2014/02/20
山口透析鉄
16
大気圏核実験をしていた頃の米国の話で、私は高校生の頃に読みました。ネバダ州の近くでも核実験はしていて、西部劇のロケもかなり、この辺でしていて、といった話しは歴史的な事実で、太平洋の島嶼とかでも大気圏核実験による放射能被害は多々、報告されていて、それと一緒ですね。 ロナルド・レーガンも腫瘍の手術をしていたのが示唆的ですね。マックィーンやユル・ブリナーみたいに、ガンで直接、死んではいませんが。 古い本ですが、今でも読む価値、ある一冊だと思いますよ。1985/11/16
とも
4
過去読み2013/05/03
barabara
4
古い洋画が好きなので、俳優女優をながめるだけでも楽しかった。60年以上前のプルトニウムなど、最近よく聞くなじみの放射能が未だ殆ど減ってないのには分かってながらも呆然。二万四千年…2012/01/27
北条ひかり
3
3時間34分(日本点字図書館と音訳者さんに感謝) 僕が生まれる前に書かれた本だけれど、3.11以降の日本にも当てはまることが多いように思われた。放射能の被曝は生体濃縮が起きるので、ちょっと被曝量が上がるだけでも甚大な被害をもたらすことになるのに、そういうことはあまり話題にされない。アメリカの国内核実験による被曝の実態、核廃棄物の処理が困難であることが、こんな前にわかっていたのに、なぜ日本は原発にこだわったのか。半永久的に枯渇しないはずの核燃料が、高速増殖炉の失敗で夢物語となってしまって、今や負の遺産だけ。2015/08/08