出版社内容情報
ナポレオンの世界制覇を食止められるは、ゲイジひとり!
ロゼッタストーンの失われた最上部には、神々の知識を伝える第4の文字が刻まれていた。危機に次ぐ危機。『ピラミッド 封印された数列』の待望の続編。
内容説明
時は一七九九年。エジプトを蹂躙したフランス軍の次なる目標は中東だった。対するイギリスは、シリアの独裁者、殺戮者ジャッザールと手を組み、イーサン・ゲイジに指揮官ナポレオンの動向を探るよう依頼した。ユダヤ、キリスト、イスラム。三つの宗教が交差する聖地パレスチナを舞台に大戦の火ぶたはついに切って落とされる。フリーメーソン、テンプル騎士団、カバラ数秘思想、そして第四の文字が記されたロゼッタ・ストーン…銃殺、毒殺、蛇の穴をかいくぐり、ゲイジは全貌をあらわした“絶対の叡智”を手にすることができるのか?前作『ピラミッド封印された数列』からクライマックスへ。歴史ミステリー大活劇。