ピラミッド 封印された数列〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163278605
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ヘロドトスの書『歴史』に曰くピラミッドの地下には巨大な空洞がある―。メダルの謎は、その空洞へと誘うのか?ナポレオンとネルソンの海戦、陸地の追撃戦。英仏両大国の激しいつばぜりあいのなか、シラノ伯爵とゲイジの「絶対の叡智」をめぐる謎解き争いは、いよいよクライマックスをむかえる。バラバラだったパズルの断片が轟々と音をたてて、ひとつの形をつくりだした。フィボナッチ数列、黄金比、円周率π、そしてパスカルの三角形…。古代エジプトの知恵の精髄『トトの書』の秘密とは。

著者等紹介

ディートリッヒ,ウィリアム[ディートリッヒ,ウィリアム][Dietrich,William]
1951年、ワシントン州生まれ。同州で長くジャーナリストとして務め、環境問題を中心に活躍。1989年のアラスカ沖タンカー原油流出事故の報道ではピューリッツァー賞を受賞(共同執筆)した。歴史にも関心が高く、第二次世界大戦を舞台にした『氷の帝国』(中山宥訳、徳間文庫、1999)で1998年に小説家としてデビュー

村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年、札幌市生まれ。早稲田大学卒。出版社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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キムチ27

43
自らの中に「疾走感」を駆り立てて、読み続けたけれど・・何でかったるいのか?やはり、ゲイジにエロス臭がないから?ラスト、気球脱出劇の展開があり、アスティー座とキスを交わし・・とくるのに抱擁も裸体の感触もない・・う~ん、これって温度がないっていうことでペケでしょう。88日世界一周の旅のほうがぞくぞくした記憶がある。ナポレオンの1798年エジプト侵略を下地にいろいろネタふりをして描いた長編なのに、ナポレオンの影が偶像の域を出ず躍動感が伝わってこない。この方彼方では人気作家かもしれないけれど、私はダメでした。2016/02/05

メグメグ

1
やっとやっと話が動き出すも、読みづらかった。好きなジャンルだし、面白いは面白いんだけど、続編となると、どうしようかなぁ、と尻込みしてしまう。2015/03/23

うさぎ

0
うーん、何かが惜しい。次はエルサレムか……どうしよ。2015/03/22

美衣

0
謎のメダルは、エジプトのカイロへ。主人公はエジプト美人と謎解きにかかりますが、ここで悪役がいろいろ頑張ります。謎を解き、内部へはいると、湖の島に。ラストが衝撃的でした。どんどん巻き込まれてもなぜか死なない主人公は、みていて面白いです。続編、ロゼッタの鍵も読みたいです。2013/07/31

Akio_Satake

0
読み終わったとたんに次作に続くのですか…そうですか。これは声をあげて笑ってしまった。ゲイジがすっかり気に入りました。ピラミッドなんて使い古された題材だと思っていたのに、こうゆう本を読んでいると、著者の情熱に打たれます。モーゼや聖書の世界がまさか本当にあったのではあるまいな、という疑いを抱いてしまうというか。いろんなバランスを考慮したのだとは思うけど、もうすこし入り組んだ数字や古代文明を前面に押し出した作品でも楽しめたと思う。面白かった。2012/07/28

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