内容説明
巨額損失を出した老舗ホテルの再建、金融庁“最強のボスキャラ”との対決、出向先の執拗ないびり…“絶対負けられない男たち”の戦いの結末は!?すべての働く人へエールをおくる長篇小説。
著者等紹介
池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶応義塾大学卒。98年『果つる底なき』(講談社)で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』(講談社)で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』(小学館)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫 綺
158
相変わらずの、スピード感・痛快感に翻弄される。緊張と安堵、緩急の差が激しいストーリーに惹き込まれる。人生は一度しかない。「ふて腐れているだけ、時間の無駄だ。前を見よう。歩き出せ。」我が心、奮い立つ。2014/07/25
マッツ
107
ロスジェネ読んでから前作二作読みました。一気読みでした。今回が一番半沢さんはパワフルでした。最後の異動は予想外だったけど、倍返しで呼び戻されますよね。2013/08/31
こうじ
105
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 いいね〜^_^半沢シリーズ第2弾!合併して、S者、T社の派閥!お姉ぇ〜の黒崎!色々キャラが出てきたよ。第1弾の方が爽快感あったなぁ。次は第3弾いきま〜す^_^2015/07/12
koba
86
★★★★☆2013/11/23
itica
83
半沢の判断力、行動力に心酔した。たとえ相手が常務だろうが社長だろうが、怯まず力まず不正を正す。それがとても小気味よくて胸のすく思いだった。しかし所詮は半沢も組織の駒の一つ。いくら声高に叫ぼうとも、銀行が守るのは個人ではなく組織だ。ま、そんなものだろう。あまりにも清く正しすぎたら、それはそれで嘘くさい。果たして半沢の移動先はどこだろう。そこには何が待ち構えているのか。 2014/03/15