内容説明
人生で一度だけ思い切ったことをしよう―キューバで夢のような時を過ごした男と女を待ち受ける悪意の嵐。直木賞受賞後の著者の変遷を示す刺激的で挑戦的な作品集。
著者等紹介
桐野夏生[キリノナツオ]
1951年、金沢生れ。成蹊大学法学部卒。会社員を経て、93年、「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。99年、「柔らかな頬」で直木賞、2003年、「グロテスク」で泉鏡花文学賞、2004年、「残虐記」で柴田錬三郎賞受賞。98年に日本推理作家協会賞を受賞した「OUT」で、2004年日本人初のエドガー賞(Mystery Writers of America主催)候補となった。2005年、「魂萌え!」で婦人公論文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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