陰陽師 〈龍笛ノ巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163206103
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

59
安倍晴明と源博雅の登場するシリーズ5作目(長編の「生成り姫」を除く)。虫とか蛇の登場するお話が結構多くて、面白いんだけどだいぶゾワゾワゾクゾクした^^;好きなのは「むしめずる姫」。虫好きの姫・露子と、世間並みの姫らしくしてほしい父・実之の会話が面白い。あと「呼ぶ声の」の冒頭の桜の花びらが舞う様子と琵琶の音色の描写が素晴らしい。それと、この巻から賀茂保憲が登場。岡野玲子さんの漫画版に出てくる保憲とは晴明との関係も含めてだいぶ違う印象で面白く興味深かった。(続く)2015/03/08

おか

51
今回は 結構 残酷な場面が多かった様な気がする。多分 私 人間がどうなろうと 知ったことではないが(笑)動物が残酷な目にあうと ぐーーーー っと耐えられない何かがある。でも それを 晴明と博雅が関わることによって 浄化される様な気がする( ◠‿◠ )この二人で 良かったなぁ と思う事頻りでした( ◠‿◠ )2019/04/02

星落秋風五丈原

18
安部晴明と親友源博雅のコンビ他蘆屋道満や賀茂保憲の他の陰陽師の動向も見逃せない。収録作「怪蛇」「首」「むしめづる姫」「呼ぶ声の」「飛仙」。藤原鴨忠の家の家人の足にできものができる。すると不思議な老人が現れてできものからある動物を取り出す。「怪蛇」秋の鮎を食べている博雅と晴明。鮎を食べつつ「人が何かを食べるというのは、その何かの生命を奪うこと。その何かを奪わねば生きられぬ、これはもう人が生きるというその事が罪深いということではないか。」と語る博雅。2002/01/28

りさ

16
羽生くんのSEIMEIの演技観てたら読みたくなって。お酒をほろほろ飲んで、問題が起きたら博雅とともにふわりとやってきて、さらりと解決する。そのパターンが繰り返されるだけなんだけど、それがなんだかすごく癒される。何冊かおきに読んでいきたいシリーズ。2018/02/23

まんむー

9
読んだことあったかなぁ、と思いながら図書館から借りて来ました。目次の「むしめづる姫」見て、読んだことあったわ。十数年前に読んでもこの話は思い出せた。この話に出てくる露子姫は、この後の他の陰陽師シリーズにも出て来たと思う。簀子で庭を見ながら、博雅様の季節を愛でる話から始まるお酒のシーンを読むと日本酒が飲みたくなるなぁ。もちろん鮎を食べながらね。さぁ、次の話へ「ゆこう」「ゆこう」2024/01/30

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