熱帯魚

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163198408
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

愛ではなくて、ひりひりする恋。芥川賞候補作。

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年生まれ。高校まで長崎で過ごし上京。法政大学経営学部卒業。97年「最後の息子」で第84回文学界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補作となる。その後も「破片」「クリンピース」「Water」「キャンセルされた街の案内」「突風」等の作品を次々と発表。現在最も注目される新人作家である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃさち

23
3人の男誰も好きになれなかった。最初の男は家主の少女に手を出すし、自分勝手な行動がとても好きにはなれなかった。義理の弟にお金を出すことは優しさ違うと思う。2番目の男も3番目の男も何を考えてるのか、結局わからなかった。2018/06/15

ひろ

16
どの男も好きじゃない。吉田修一の作品は好きなものはうんと好きだけど、合わないものもあります。2018/10/01

kyon

15
3つの短編。よく居そうな3人の主人公。どの男性も、タイプではないけれど(笑)こう言う生き方もあるんだな〜と。熱帯魚に出てくる小麦ちゃんが、めっちゃかわいい〜。吉田修一さんの作品、あんまり赤ちゃん出てくるイメージ無いけれど、もっと書いて欲しいかも〜。そう言えば、「パーティーコーディネーターの女」怒らなかったのかな?2016/01/24

sakadonohito

12
自分基準にすると、ちょっとモラルがヤバい男性がそれぞれメインの短編集。世間一般では恐らく普通の範疇の、倫理観は下の上とか中の下くらいの人を中心とした話を読んでいて心がモゾモゾした。2022/01/17

e r i .

6
どの話も良かったけれど「グリンピース」が特にお気に入りです。絶対こんな彼氏は嫌なんだけどちょっとアホっぽい所は可愛い。そばにいる人が低温ヤケドを負わされてる感じがして面白かった。この話は何回読んでも楽しめそう。2014/03/20

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