さらば深川 - 髪結い伊三次捕物余話

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163193403
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

67
題名からしてこうなる事は予想しながら読んでいたものの、やっぱり力が抜けてしまう。二人にはこんな形じゃなくて一緒になって欲しかった。もう少し利口に立ち回れなかったかと悔しくて…。それにしても伊勢屋のちっちゃいこと。呆れてものも言えない。災い転じて福となす。おきやがれ!伊佐次、お文。銭はなくとも幸せになれるはず。2018/06/08

ぶんこ

50
前作の時から気にはなってはいたのですが、ただより高いものは無しで、やっぱりこうなりましたか。 お文さんの気の緩みでしょうが、はっきりしない伊三次さんも同罪かな。 人の心をもてあそんではいけません。 お文さんに、そのつもりはなかったでしょうが。 災い転じて福となすで、、これで2人が結ばれるならよかったと思いたいです。 幻術遣いが現れたりで、今回は友之進さんがめづらしく活躍されました。 ここのところの女性登場人物に共感出来ないところが続いています。 もう少しホッコリ気分が高まる伊三次さんを読みたいものです。2015/05/12

万葉語り

43
髪結い伊三次捕物控3作目。伊勢屋がお文の家の改築料を請求してくる「さらば深川」が印象深い。綺麗事ではやっぱりすまなかった。お文さんも見下げた男と縁があって気の毒だったが、これですっきり伊三次と丸く収まってほしいと思った。2016-182016/01/19

さなごん

30
ついに。ようやく。男の嫉妬の方が強いのはわかる気がする。幻術リアルに見てみたい2015/12/05

星落秋風五丈原

24
髪結い伊三次」シリーズ第3弾。このシリーズの魅力は捕物小説としての謎解きにとどまらず、主人公の伊三次とお文の愛や、伊三次と北町同心・不破友之進の心の交流など、人間模様を描いていることにあると思う。2001/11/08

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