黄金色の祈り

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黄金色の祈り

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163184005
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

陽のあたる道をあゆみたい。自信と自負の塊さ。そんな僕が今はどうして。昔はよかった。そう言えば同級生のあの娘の「事件」は……

内容説明

荒れ果てた廃校で天才ミュージシャンが非業の死をとげた。遺体の傍には級友のアルトサックス。神は彼ひとりに味方し欲しいもの全てを手にした青年の惨劇。死の背後に見え隠れする「青春の罠」とは?アルト・サックスの盗難から始まった悲劇の連鎖。輪舞する奇想!慟哭の結末!ミステリ界の鬼才期待の書き下ろし長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おふねやぎっちらこ

2
今まで読んだ西澤保彦作品の中で一番良かった。自分も中学生くらいから楽器を練習するべきだったな。2021/04/03

たんこ

2
爽やかな青春小説ではなく、青春のネガティブな面があふれんばかりにてんこもり。青春はこのようにネチネチとうっとうしく自意識過剰でやっかいで、目を背けたくなる面も確かにあって。誰でも中学生くらいまではあるとき急に目の前に広い道が開けることを夢見たりするけれど、そのまま夢へ逃げこんだまま大人になるのは怖いことなんだなって思った2008/10/20

夜梨@灯れ松明の火

1
図書館2018/02/27

みっくん

1
西澤さんらしくないお話。どこまでが作者さん本人の体験なのだろう。主人公には、あまり共感できず、でも周囲の人も今イチ。2016/10/22

コータロー

1
多分作者の経験に基づいているんだろうなぁと思いながら、中学高校とチューバを担当し、フェードアウトで辞めた自分と重なりつつ読んでいましたが、他の人の感想も自分に重なるというコメントが多くて、へぇ~と思っています。 作者世代の共感を得そうだけれど、文庫で再出版する価値が有るのか疑問ですが読んだ者にはしっかりとモヤモヤを残せる傑作かもしれません。 深夜ラジオで童貞を拗らせて鬱積してるから、今創作しているとイケメン歌手が話す事が有るのですがそんな主人公。うまく脱童貞し自信を持てれれば違う結末が有ったのだろう。2014/08/10

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