新☆ハヤカワ・SF・シリーズ<br> ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

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新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

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  • サイズ B40判/ページ数 375p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784153350298
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

第二次大戦で日独が勝利した日本統治下のアメリカは、巨大メカが闊歩する世界だった。21世紀版『高い城の男』と話題の歴史改変SF第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、巨大ロボット兵が闊歩する日本統治下のアメリカで、石村大尉は違法ゲーム「USA」を追うが――二十一世紀版『高い城の男』と呼び声の高い歴史改変SF

ピーター・トライアス[トライアス ピーター]

中原 尚哉[ナカハラ ナオヤ]

内容説明

第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、アメリカ西海岸が日本の統治下におかれて、40年。巨大ロボット兵器「メカ」が闊歩するこの「日本合衆国」で、検閲局に勤める帝国陸軍の石村大尉は、特別高等警察の槻野課員の訪問を受ける。槻野は石村のかつての上官、六浦賀将軍の消息を追っているという。高名な軍事ゲーム開発者の六浦賀は、先の大戦でアメリカが勝利をおさめた改変歴史世界を舞台とするゲーム「USA」をひそかに開発し、アメリカ人抵抗組織に協力しているらしい。石村は槻野とともに六浦賀を捜索することになるが―21世紀版『高い城の男』の呼び声が高い話題沸騰の改変歴史SF。

著者等紹介

トライアス,ピーター[トライアス,ピーター] [Tieryas,Peter]
サンフランシスコ在住の韓国系アメリカ人作家。カリフォルニア大学バークレー校で学んだ後、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アリス・イン・ワンダーランド』などで、キャラクター・アーティストを務めた経歴をもつ

中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生。1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

295
おもしろかった。前評判から『ニンジャスレイヤー』みたいな日本スキー外国人のふざけた小説かと思ったら、しっかり日本の文化を勉強した人による重厚なエンターテイメントSF小説で、楽しめる。設定としては太平洋戦争で日本が焼死した歴史改変もの。全体的な雰囲気としては『虐殺器官』や『マルデュック・スクランブル』に近く、あのようなテイストでアニメ化したらよさそう。カバーに描かれているようなロボットがガンガン戦うわけではない。また、グロ描写がちょいちょい出てくるところは注意が必要か。2017/11/27

sin

85
自分たちの世界は、人生は?メッキでコーティングされたプラスチックか、はたまた錆びて地肌の見えないスチールだろうか?日帝が支配するUSJ(なにわの遊園地ではない)の白人たちはキリスト教と『USA』というゲームにアメリカンドリームを繋ぎ自由を求めて闘っている。USJ大尉と特高はそれぞれの立場でその『USA』を造り上げた将軍を探索する。エピローグに明かされるベニーの境遇にこの物語は一気に深みを増す!そう彼の人生は錆びて地肌の見えないスチールだったと…最後に読者は知る、彼の諦観の訳を…その世界の偽りを…2016/12/27

拓郎

67
作者はアジア系アメリカ人らしいのですがかなり日本通の様です。もう少しロボットに活躍して欲しかったです。秀作とまでは言えないかなー。2018/06/17

hit4papa

67
もし第二次大戦で日本が勝利していたら、という歴史改変SFです。フィリップ・K・ディック『高い城の男』のオマージュのようですが、なるほどと納得しました。著者は日本の文化に精通しているようで、違和感を感じることはなく、戦勝国となった日本の未来は書かれている通りかもと錯覚しました。特筆すべきガジェットは見られないものの(スマホではなく電卓が日常のデバイスであるのはご愛敬)、ゲームやモビルスーツ的大型ロボットなど効果的に使われています。パラレルワールドを幻視した本作品。大変よろしいんじゃないでしょうか。2017/12/03

いちろく

52
第二次大戦において日本がアメリカに勝利したという架空の設定が舞台。戦後40年の1988年、近代化が進む日本合衆国で石村と槻野の二人が、密かに流行している「USA」というゲームの謎を追う内容。表紙で勘違いしてはいけません。ロボットモノ?と思っていたら、ディストピアの世界観の中でゲームの謎を追うミステリSFだった。強烈な世界観であったけれど、それ以上に日本文化が大好きな韓国生まれのアメリカ人が描いた内容と知り驚いた。良い意味でトンデモ設定の内容の中に感じた客観性が納得出来た部分がある。2017/09/13

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