出版社内容情報
アダム・シズマン[シズマン アダム]
著・文・その他
加賀山 卓朗[カガヤマ タクロウ]
翻訳
鈴木 和博[スズキ カズヒロ]
翻訳
内容説明
大学時代に行なった諜報活動、諜報機関MI5、MI6での任務の詳細、友人の妻との不倫、離婚と再婚など、秘められた事実が明らかに!知られざる真実が今、明かされる!
目次
落ち着かない豊かさのなかで
苦悩を遠ざける
「お父様に対するあなたの態度は失礼でした」
「何が起きているのか、誰か教えてくれないか?」
“愛の泥棒”
モスクワ・ルール
「次はいったい何を書くつもりだ?」
「われわれの印象をよくしてくれる」
シークレット・センター
「ミスター・アングリー」〔ほか〕
著者等紹介
シズマン,アダム[シズマン,アダム] [Sisman,Adam]
伝記文学の古典『サミュエル・ジョンソン伝』を書いたジェイムズ・ボズウェルの伝記Boswell’s Presumptuous Task:The Making of the Life of Dr.Johnson(2001)で全米批評家協会賞を受賞。ほかに、ヒトラー研究で名高い歴史家ヒュー・トレヴァー=ローパーなどの伝記を発表している
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生まれ、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家
鈴木和博[スズキカズヒロ]
1975年生まれ。筑波大学第三学群情報学類卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キミ兄
3
20世紀の終わりくらいに、これでもう東西冷戦をネタにしたスパイ小説も終わりだなと思ったのを思い出した。ルカレも同じ思いを持っていたのか。そりゃそうだろうな。やはりルカレの本をもっと読もう。難解だけど。☆☆☆☆。2021/03/06
うめ
0
訳者あとがきに書かれているように、「この人にとって小説の執筆は生きることと同義である。」私もそう感じました。 執筆方法や取材旅行について、読むのに苦労もするけれど、作品の舞台となる土地を実際に見たことはなくても、想像できる程の詳細な描写や登場人物たちがどのように作られているのかを知ることができて良かったです。また、実現しなかったものも含めた各作品の映画化、ドラマ化についての話も豊富で面白かったです。2020/12/13
まむし
0
本人へのインタビュー+関係者へのインタビューと膨大な資料を基にした伝記2019/03/15