ILC/TOHOKU

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152096739
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東北復興のため、北上山地の地下への誘致をめざしている国際リニアコライダー(ILC)。この電子・陽電子衝突型加速器が建設された近未来を舞台に、小川、柴田、野尻の3人のSF作家が、岩手と日本、物理学の新たなビジョンを紡ぐ書き下ろしアンソロジー。

小川 一水[オガワ イッスイ]

野尻 抱介[ノジリ ホウスケ]

柴田 勝家[シバタ カツイエ]

内容説明

東北復興と科学振興のため、北上山地の地下への誘致をめざす国際リニアコライダー(ILC)。ILCとは、全長約30kmのトンネル内で電子と陽電子を衝突させてビッグバン状態を再現、宇宙の誕生や素粒子の起源について研究するための巨大加速器である。このILCが建設された近未来を舞台に、小川一水、柴田勝家、野尻抱介の3人のSF作家が、岩手と日本、物理学の新たなビジョンを紡ぐ書き下ろしアンソロジー。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年、岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』などの長短篇で星雲賞受賞多数、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』が「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得

柴田勝家[シバタカツイエ]
1987年、東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻所属。外来の民間信仰の伝播と変容を研究している。2014年、『ニルヤの島』で第2回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、作家デビュー

野尻抱介[ノジリホウスケ]
1961年、三重県生まれ。計測制御・CADプログラマー、ゲームデザイナーを経て、1992年、ゲーム「クレギオン」の設定をもとにした『ヴェイスの盲点』で作家デビュー。2002年の『太陽の簒奪者』は、新時代の宇宙SFとして絶賛され星雲賞を受賞、「ベストSF2002」国内篇第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりお

57
電子・陽電子衝突型加速器ICL。それが建設された東北を舞台としたSF。ICLそのものの未来、量子を通した過去の自分、未知なるものの発見。作者それぞれが描く近未来。好きなのは柴田勝家、未来と過去が重なりあう話はとても好きだ。2017/08/12

あなほりふくろう

27
東北・岩手県は北上さんちへのILC建設が成された近未来(実際に誘致活動をされています)を描いた3編の書き下ろし。久々のお仕事ですね野尻先生w 科学が切り開く明るい未来像は尻Pの得意、抜群の安定感。さすがにSETIネタは自重したか、でも小川センセが使ってきたw でも一編としては柴田さんが一番読み応えがあったかな。お三方とも郷土の特色をいろいろ絡めてきて、その点でも楽しめました。ブラタモリ奥州平泉回を思い出しながらの道中でもありました。あと下1/4に丁寧な注釈スペースを設けたのは非常に読みやすく、好感でした。2017/03/26

Tui

25
ILC(国際リニアコライダー)とは、地下に30kmのトンネルを掘り、電子と陽電子をぶつけてビッグバンに近い状態を人工的に再現するもので、岩手県北上地方が建設予定地となっているそうな。ややバラ色な未来像がくすぐったいアンソロジーだけども、未知の現象を生み出すかもしれない最先端技術と東北の神秘的な風土との相性の良さは、予想以上。特に小川一水『陸の奥より申し上げる』は、ILC建設中の山中奥深くの岩盤に突如木造建築物が見つかり、中から現れた大工物部清国と名乗る老人が工事を妨害するというムチャクチャ。これが面白い。2017/04/11

宇宙猫

23
★★ 科学的な説明の方が多くて、内容がいまいちだった。豪華な作者で期待したのもマイナスだったかも。長編の方が良かったかも。2017/06/23

mayu

22
タイトルと表紙だけで期待大、前書きだけでもワクワクする。 是非是非岩手に来てほしいものです、ILC。とにかくILCが作る未来を語って、ILC熱を高めようじゃないの、という半ば宣伝本と化した企画に素直に乗っかったのが野尻作品。ILCによる科学技術の発展を直球で描いていて、これが思いのほか今の気分にピタリと嵌り、好ましい。何の捻りもないけど、夢があるし読後感最高。他2作もそれぞれの持ち味を生かしたアプローチの仕方で面白い。すぐに読めるライトさも良い~。2017/04/18

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