内容説明
『マシュマロをすぐ1個もらう?それとも我慢して、あとで2個もらう?』これは、行動科学で最も有名なテストのひとつマシュマロ・テストである。このテストの考案者である本書の著者ウォルター・ミシェルは、マシュマロを食べるのをがまんできた子・できなかった子のその後を半世紀にわたって追跡調査し、自制心と「成功」との関連を調べた。人生で成功する子は、初めから決まっているのか?それとも、そうではないのか?長年の追跡調査でわかってきた、人間の振る舞いの不思議を、マシュマロ・テストの生みの親自身が綴る待望の一冊。
目次
第1部 先延ばしにする能力―自制を可能にする(スタンフォード大学のサプライズ・ルームで;彼らはどうやって成し遂げるのか?;ホットに考える/クールに考える ほか)
第2部 保育園時代のマシュマロから老後の資金まで(成功の原動力―「できると思う!」;将来の自分;「今、ここ」を乗り越える ほか)
第3部 研究室から実生活へ(マシュマロと公共政策;中核戦略を応用する;人間の本質)
著者等紹介
ミシェル,ウォルター[ミシェル,ウォルター] [Mischel,Walter]
ウィーン生まれ。ナチスから逃れるため幼少時にアメリカへ移住。コロラド大学、スタンフォード大学で教鞭をとったのち、現在はコロンビア大学の心理学教授。専門はパーソナリティ理論、社会心理学で、「マシュマロ・テスト」の生みの親として世界的に著名
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳家。1959年生。早稲田大学・Earlham College卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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