人体の物語―解剖学から見たヒトの不思議

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人体の物語―解剖学から見たヒトの不思議

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094766
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C0045

出版社内容情報

人体とは私たちに最も身近な精密機械であり、征服すべき最後のフロンティアであり、読んで楽しく有益な書物でもある。『元素をめぐる美と驚き』で化学世界へ誘った、名キュレーターの解剖学案内

内容説明

科学を私たちに親しみやすくする名キュレーターが解剖学に材をとり、最も身近で最も知られていない人体について語る、愉悦の「人体読本」。

目次

第1部 全体(領土の地図を作る;肉;骨)
第2部 部分(領土を分割する;頭部;顔;脳;心臓;血液;耳;眼;胃;手;性器;足;皮膚)
第3部 未来(領土を広げる)

著者等紹介

オールダシー=ウィリアムズ,ヒュー[オールダシーウィリアムズ,ヒュー] [Aldersey‐Williams,Hugh]
1959年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学で自然科学を学ぶ。科学のほかデザイン、建築分野を扱うジャーナリストで、それらをテーマにした著書多数。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の展示およびロンドンのウェルカム・コレクションのキュレーターも務める

松井信彦[マツイノブヒコ]
翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨクト

17
サブタイトル「解剖学から見たヒトの不思議」とあるが、内容はほとんど解剖学ではない気がする。解剖学に惹かれて読んだので、少しがっかり。人体解剖の歴史や時代背景が主だった。2016/04/19

sibasiba

9
人体の解剖学的解説書ではない。物語とあるように歴史的な文化的なエピソードが面白いが、サブタイトルの「解剖学から見たヒトの不思議」は誤解を招くな。後、部分はもう少し多くても良い。「舌」「鼻」が無いのが不思議。2015/01/07

人生ゴルディアス

4
『元素をめぐる美と驚き』の人だったのか。元素のほうは元素ネタが序盤で尽きて後半はひたすら著者の文学的な深い教養と絡めて語るという苦肉の策に陥っていたが、本書ではそれがうまく機能していてとても面白かった。なぜか? それは、おそらく人体が元素よりもより文化的な性質を身にまとっているからだろう。ほら「身にまとっている」という言葉がすんなりと出てくるくらいに! な感じで語られる本書。ちなみに解剖学の本ではないのでそこだけ注意。編集者は帯で本書が人文よりなことを強調すべきだったと思う。2015/02/01

おだまん

4
解説にもありましたが、人体についての科学的啓蒙書というよりは、解剖にまつわる芸術、哲学、歴史よりの人間とは何か、的な話。かなり文学的でかえって難しい感じ。でも知的好奇心を満足させる、面白い試みです。2014/10/29

わたなべよしお

4
 人体に関する最新の科学的知見が分かりやすく書かれていると思って買った。しかし、そんな本ではなかった。せいぜい、人体の科学史、または、人体の社会史とでも言うべき本で、私の期待とはかけ離れていた。過去に人体各部がどうみられていたか、どんな象徴となっていたか、なんて読みたくなかったので、購入は失敗だった。残念!2014/10/14

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