出版社内容情報
〈トニ・モリスン・コレクション〉朝鮮戦争から帰国したフランクは、親代わりとなって育てた妹が病床についていると知り、彼女を連れて故郷に帰るが――傷と癒しを描いたノーベル賞作家の最新作
内容説明
元兵士のフランクは戦争の悪夢から逃れられず虚ろな日々を送っていた。しかしある日、妹のシーが勤め先で病床にあるという知らせが彼のもとに届く。シーを迎えに行ったフランクは、ともに帰郷しようと決める。小さく息苦しかった故郷の町、ロータスを出たいがために、昔の彼は入隊したのだが…。1960年代のアメリカを舞台に傷を負った兄妹の旅路を描いた、ノーベル賞作家による静かな慰めに満ちた物語。
著者等紹介
モリスン,トニ[モリスン,トニ] [Morrison,Toni]
1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の第三長篇『ソロモンの歌』は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、第五長篇となる1987年に『ビラヴド』(以上すべてハヤカワ文庫刊)でピュリッツァー賞を受賞した
大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白のヒメ
キムチ27
こぽぞう☆
sk
miho