トニ・モリスン・コレクション<br> ホーム

個数:
  • ポイントキャンペーン

トニ・モリスン・コレクション
ホーム

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 02時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 192p
  • 商品コード 9784152094353
  • Cコード C0097

出版社内容情報

〈トニ・モリスン・コレクション〉朝鮮戦争から帰国したフランクは、親代わりとなって育てた妹が病床についていると知り、彼女を連れて故郷に帰るが――傷と癒しを描いたノーベル賞作家の最新作

内容説明

元兵士のフランクは戦争の悪夢から逃れられず虚ろな日々を送っていた。しかしある日、妹のシーが勤め先で病床にあるという知らせが彼のもとに届く。シーを迎えに行ったフランクは、ともに帰郷しようと決める。小さく息苦しかった故郷の町、ロータスを出たいがために、昔の彼は入隊したのだが…。1960年代のアメリカを舞台に傷を負った兄妹の旅路を描いた、ノーベル賞作家による静かな慰めに満ちた物語。

著者等紹介

モリスン,トニ[モリスン,トニ] [Morrison,Toni]
1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の第三長篇『ソロモンの歌』は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、第五長篇となる1987年に『ビラヴド』(以上すべてハヤカワ文庫刊)でピュリッツァー賞を受賞した

大社淑子[オオコソヨシコ]
1931年生、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白のヒメ

40
アフリカ系アメリカ人女性として、初めてノーベル文学賞を取ったトニ・モリスンを初読み。貧しい家庭に育った兄妹、朝鮮戦争に行って精神的に傷ついた兄と、白人の雇い主から性的虐待を受けて子供を産めなくなった妹との再生の物語。登場人物達の記憶の断片を綴っていくという独特な語り口だけれど、馴染んでしまえば物語の世界に飲み込まれる。グジグジと膿む記憶の傷から、どうにかして自分達を救おうと、過酷な人生と戦う兄妹に魅せられる。今まで読んだ事の無いような文章を書く作家なので、作品を追ってみようと思う。2014/07/22

キムチ27

32
アフリカンアメリカの女性作家による、哲学的内容の魂を語る内容だった。薄いのでさっと読めるが、読み返しを何度か繰り返す。ノーベル賞作家であるがジェンダーのエッセイストとしての方が有名なようで、私も不勉強故、全く知らなかった女性。この作品は朝鮮戦争から戻った兄が、不慮の事で病の床にある妹を訪ねるところから発する。2つの視点で語られるストーリーは兄妹の無惨な生活史をなぞる事でゆっくり、静かに、重く展開する。中盤を過ぎないとなかなか文中にに心が溶けなかった。ホームとは心の宿りであり、主の思召す宿り木なのだろう。2014/03/22

こぽぞう☆

18
図書館本。「青い眼が欲しい」を読みたいのだけど、なかなか回って来ないのでこちらを借りた。朝鮮戦争の時代。貧しい兄と妹がそれぞれに傷つき苦しみ、そこからの再生の物語。言ってしまえばそれだけなんだけど、傷とともにあるのはアフリカ系アメリカ人の苦悩。理不尽な世界。時代も場所も近くて遠い。2017/06/19

sk

6
戦争や暴力を直に扱っていて、問題提起的だと感じる。2019/05/10

miho

5
アメリカが人種差別のデモに揺れるこの時期にトニモリスンの本を手にすることに不思議なものを感じた。1960年代のアメリカ、戦争と貧困と暴力と差別。それらをたち切るコミュニティの女たちのたくましさに胸が熱くなった。あんたがどんな人間か他人に決めさせるんじゃないよ。希望はある、そう思いたい。2020/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7914389
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。