ハヤカワ・ミステリワールド<br> アルモニカ・ディアボリカ

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ハヤカワ・ミステリワールド
アルモニカ・ディアボリカ

  • 皆川 博子【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 早川書房(2013/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152094223
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

十八世紀英国で起きた解剖教室をめぐる事件から五年後、教室の元弟子たちと盲目の判事は、天使のような死体に記された暗号の謎を追う。本格ミステリ大賞受賞作『開かせていただき光栄です』続篇

内容説明

18世紀英国。愛弟子エドらを失った解剖医ダニエルが失意の日々を送る一方、暇になった弟子のアルたちは盲目の判事の要請で犯罪防止のための新聞を作っていた。ある日、正体不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む。屍体の胸には“ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ”と謎の暗号が。それは、彼らを過去へと繋ぐ恐るべき事件の幕開けだった。『開かせていただき光栄です』続篇!

著者等紹介

皆川博子[ミナガワヒロコ]
1930年旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞を、時代小説『恋紅』で第95回直木賞を、幻想小説集『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞を、歴史ミステリ『死の泉』(早川書房)で、1997年の「週刊文春ミステリーベスト10」の第一位に選ばれ、第32回吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

189
縦穴の坑道から白亜の石塊を地上に引き上げる人力の踏み車。車漕ぎ人夫が目にしたのは白い翼を大きく広げ、舞い上がってくる天使の姿。そして坑道の底で発見された遺体‐天使の胸に血で記された〈ベツレヘムの子よ、よみがえれ!〉の文字と〈アルモニカ・ディアボリカ〉の署名。「僕は、僕が望むように君を変えた。でも、エド、君と再会できたら、君が望むように、僕を変える」べドラムに生を受けたタイターニア(妖精女王)の手記が、ページをめくる手を止めさせない。盲目の判事も認めたオーベロン(妖精王)の、隠れた犯罪を追求する優れた才能。2014/05/12

YM

137
登場人物覚えてるうちに続編へ。前回のチーム男子萌え度はちょい下がって、BL度が上がったんかな。時折挟まれる勿忘草の詩がせつない。 forget me not、私を忘れないでかあ…。(高校生のときBONNIE PINKの同名曲よく聴いたなあ。)あんな手記見つけちゃったらどうすりゃいいの…。忘れらんねえよ。もうぐったりだよ。2014/12/31

nobby

128
『開かせていただき光栄です』続編。前作そのままの人物が登場にワクワクするも、あの2人が欠けているのが寂しい。“天使”な死体から始まる前半は不可解な出来事が並び正直読みにくい。それが100頁で訪れる哀しい衝撃!そこから二つの時代が交錯する展開に惹かれるも謎は深まるばかり。後半ようやく明らかになる事実は18世紀後半の英国も加わり切なく歯痒いばかり…それでも細かな伏線回収されながらのラストは夢中で読んだ。“悪魔”のではなくアルモニカ・アンジェリカを是非聴きたい♪2016/09/07

けい

122
皆川さんの文章に導かれ「開かせて頂き光栄です」の舞台から5年後ロンドンの街角に立つ。前作で去って行ったエド達の姿は見えないが、サー・ジョンをはじめとするいつものメンバーの元に「アルモニカ・ディアポリカ」と記された死体が現れる。ナイジェルの過去を遡り、人としての扱いを受けていない人々の悲しみ、恐怖、そして愛情が物語の根底を形作って行く。混沌とした時代のイギリスを権力者の傲慢さと人々の悲劇で描く今作、冴えわたる皆川節に読後しばし呆然。How Can I Leave Theeを聴き物語の余韻にひたる。2014/01/22

拓郎

109
登場人物が多く、またつい一月くらい前に読んだのに前作の内容の重要なところを忘れていて混乱してしまいました。でも世界感や登場人物が魅力的で楽しく読めました。アルモニカの演奏聴きたくなりました。今回図書館の期限に追われて急いで読んだので皆川さんの他作を次はじっくり読みたいと思います。2016/06/28

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