出版社内容情報
素人だけで始めた小さな店が、多くの苦難と挫折を越えて全米?bPレストランの栄光に輝くまで。「オーガニックフードの母」と慕われるシェフ、アリス・ウォータースの生活思想と疾風怒濤の半生記。
内容説明
1960年代、カリフォルニア州バークレー。既成の体制に対する異議申し立てが街頭、キャンパスを席捲していた時代に、アリス・ウォータースはフランスの豊かな食文化・食生活に惚れ込み、ついにレストランをオープンするまでになった。地元の旬の食材を使ったすばらしい料理と温かい同志的、仲間的な雰囲気。しかし一人の女性がえがいた夢がたどった道は、平坦でもなめらかでもなかった。素人だけで始めた小さな店が、全米ナンバーワンに輝く「奇跡のレストラン」となるまでのストーリーを通じて、アリス・ウォータースの哲学と料理のヒント、そしてその類まれな人格の秘密をさぐる半世記。
目次
パリのスープ
六〇年代らしい時期
モンテッソーリと夢
いかにもバークレーらしいところ
貴公子ジェレマイア
これが最後のバースデー?
倦怠とインスピレーション
創造と破壊
火による洗礼
ファニーの世界
アリス、空を飛ぶ
死と生
持続可能な生き方
“スター”の力
バークレーから“もっと広い世界”へ
イェール大学プロジェクト
著者等紹介
マクナミー,トーマス[マクナミー,トーマス] [McNamee,Thomas]
作家、ジャーナリスト、詩人。1947年米国テネシー州メンフィス生まれ。ニューヨークで育ち、1969年にイェール大学を卒業後、著述活動に入る。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ニューヨーカー』誌、『ライフ』誌、『ナチュラル・ヒストリー』誌など寄稿多数。1998年にはアレクサンダー・カルダーの生涯を追ったドキュメンタリーでエミー賞、ジョージ・W・ピーボディ賞を受賞
萩原治子[ハギワラハルコ]
翻訳家・アメリカ料理研究家。1946年横浜生まれ。ニューヨーク州立大学卒業。1985年テキサス州ライス大学にてMBAを取得。2007年に会計事務所を退職した後は、アメリカ料理を中心とした料理関係の著述・翻訳に従事。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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