ぼくは上陸している〈下〉―進化をめぐる旅の始まりの終わり

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ぼくは上陸している〈下〉―進化をめぐる旅の始まりの終わり

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152092328
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

出版社内容情報

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内容説明

ダーウィンが成し遂げた革命はかく受け継がれていく―ヒューマニズムとサイエンスの可能性を謳い上げてきた科学者グールドの25年の集大成。

目次

第4部 思想の古生物学におけるエッセイ(承前)(梅毒とアトランティス大陸の羊飼い)
第5部 賽を投げる―進化の縮図六題(進化論の擁護;進化と人間の本性)
第6部 エヴォリューションの意味と描画(定義と始まり;構文解析と処理作業)
第7部 本来の自然な価値(在来植物という概念についての進化論的な視点;思考と臭気に関する旧来の誤り;人種の幾何学者;ハイデルベルクの大生理学者)
第8部 「ぼくは上陸している」からちょうど一〇〇年の二〇〇一年九月一一日の勝利と悲劇(ハリファックスの善き人々;アップル・ブラウン・ベティ;ウールワースビルディング;二〇〇一年九月一一日)

著者等紹介

グールド,スティーヴン・ジェイ[グールド,スティーヴンジェイ][Gould,Stephen Jay]
1941年米国ニューヨーク市生まれ。ハーヴァード大学教授として、長年にわたって古生物学、進化生物学の研究に従事する一方、『ダーウィン以来』『パンダの親指』らの一連のエッセイ集など、ポピュラーサイエンス書を数多く著わし、多くのファンを獲得する。ことにカンブリア紀の奇妙な化石動物をめぐる傑作『ワンダフル・ライフ』(以上早川書房刊)は世界中でベストセラーになった。2002年死去

渡辺政隆[ワタナベマサタカ]
1955年生まれ。サイエンスライター。JSTエキスパート、日本大学芸術学部ほかの客員教授などを兼務。専門は進化生物学、科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーちゃん

3
グールドのエッセーシリーズがついに終わった。「ダーウィン以来」から全巻読み通したわけだが、巻を追うごとに衒学的と言うか高踏的と言うか、音楽や古典などいろんな教養が無いと理解しづらくなってくる。とはいえ、読書の喜びを味わわせてもらった。縁あってニューヨークで本人と直接話ができたことが忘れがたい。グールドの冥福を祈る。2011/09/19

魔魔男爵

2
カテゴリー誤認による差別を諌め、みんな仲良く向上しようという、グールド先生の人道主義は素晴しい!普通の科学者は科学に無知な芸術家や宗教家は問題外の存在として無視するものだが、グールド先生は精神の高貴さがあれば、科学の敵の筈の宗教さえ賛美します。創世記を真面目に分析したネタがセンスオブワンダーに満ちている。神は六日目に陸上動物と人間を、五日目に空を飛ぶものと水に棲むものを創った。で、四日目が植物創造となるのが、普通の理論だが、実は植物は三日目に創っている。神が四日目には生物創造せず植物が三日目の謎解き見事!2012/12/22

garth

2
グールドが言っているのは、つまるところ「倫理的秩序と精神的な意味を探求するのは宗教の役目だという立場を脅かすような科学的真実などない」ということなのだと思う。巻末に寄せられた9.11絡みのエッセイが、今読むと胸に染みる。「温厚な多数派が一万回の善行をすることで、われわれのなかにいるごくわずかな堕落した人間を数で圧倒している。つまり、人間の優しさを信じ続け、人間の可能性が勝利を収めることを期待し続ける理由はいくらでもあるのだ」2011/10/16

pushuca

1
昨年4月16日に、私は『ダーウィン以来』を手に取っている。以来10ヶ月に渡って、スティーヴン・ジェイ・グールドの10作品20冊を読み続け、『ぼくは上陸している』を読破した。これでグールドのエセー集は、全て読んだ事になる。進化論に対する私の誤解を沢山正してくれた。読み切った今、彼のエセー群は私の中でずっしりとした重みを持った、特別な存在として、光り輝いている。2023/01/05

nata

1
これでグールドの新しい作品がもう読めないのか、という寂しさが強い。連載の中には単行本未収録のものもあるようだが。 グールド家のアメリカ移住100周年と9・11が同じ日になったのは悲しいことではあるが、偶然と些事を重視した著者らしい出来事にも感じた。2017/01/16

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