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Hayakawa novels
春嵐

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152092151
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

映画スターが引き起こした変死事件の影には思わぬ闇が潜んでいた。強大なる敵に立ち向かうスペンサーだったが……人気シリーズ最終作

内容説明

ボストンで新作映画を撮影中の人気スター、ジャンボ・ネルソンのホテルの部屋で、若い女性ドーン・ロパタが変死した。アクの強い個性でのし上がったジャンボは決して好感度の高い男ではない。マスコミは大騒ぎし、誰もがジャンボを殺人犯であると信じていた。だが、クワーク警部は証拠もないままジャンボを逮捕する気はなかった。クワークの示唆で、ジャンボの弁護士からの依頼という形で、スペンサーは事件の調査にとりかかる。だが不愉快きわまりない人格を有するジャンボとたちまち衝突し、解雇されてしまう。依頼人がないまま、しかし看過できないものを感じたスペンサーは調査を続ける。そしてジャンボとのいざこざの際に、ジャンボの護衛についていた一人の青年と出会った…人気スターをめぐるスキャンダラスな事件の裏には、さらなる深い闇が潜んでいた。そしてスペンサーは、道を見失いつつあった青年を泥沼から救い上げる。初登場から38年、圧倒的な支持を受け続けてきた人気シリーズが、ついに完結する最終作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬佳彰

13
「そー言えば、スペンサー・シリーズの最終巻って読んでなかったよな」と思い、入手。でもなぜか話の流れを覚えている。あれ?読んでんだろうなあ。俺も物忘れが良くなった。ろくでなしの映画スターのホテルの部屋で若い娘が死ぬ。いつものクワーク警部から調査を依頼されたスペンサーがいつもの調子で事件を掘り返していくという話。並行して、映画スターのボディガードをクビになったネイティブ・アメリカンの男にボクシングその他を教え、成長させていく。いかにもな話だが、やっぱり上手いよなあ。無駄のない文章、シーンの切り取り方。(続く)2022/12/05

unichin

5
これが最後とは悲しすぎます。2022/06/10

タナー

4
ロバート・B・パーカーは2010年1月に、突然この世を去ってしまった。彼が遺した最後の作品が、スペンサー・シリーズ第39作となるこの作品だ。2年ほど前からこのシリーズを第1作から発表順に読み直し、シリーズを再読し終えた。解説にもあって気付いたのだが、この作品でパーカーがなんとなくシリーズを終わらせようとしていたのではないかと思われる節がある。勿論突然の死であったわけで、そんなことは想像に過ぎないのだが....。前作に続きホークは不在だが、Zが立派にその代役を果たしている。Zの物語、もっと読みたかったな。2015/06/18

GAKU

4
私の大好きな作家、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ。 何度目かの再読です。 ハードボイルド好きの方で、未読な方は是非読んでいただきたいです。 作者急死のためこれがスペンサーシリーズ最後です。残念。合掌・・・・2015/06/02

tai65

3
星5つ2018/09/10

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