日本で「正義」の話をしよう―DVDブック サンデル教授の特別授業

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日本で「正義」の話をしよう―DVDブック サンデル教授の特別授業

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784152091796
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0010

内容説明

コンサートのチケットを高値で転売する「ダフ屋」行為は許せても、医療や教育へのアクセスがお金で取引されることに、多くの人が抵抗をおぼえるのはなぜだろう?遺伝子操作でより優れた人間をつくる―こうした試みがはらむ、私たちが見落としがちな本当の問題とは何だろうか?2010年8月、東京・六本木で開かれた、ハーバード大学屈指の政治哲学の教授マイケル・サンデルによる一夜限りの特別授業。教授と読者500人が繰りひろげた活発な対話の先にある、「正義にかなう社会」の姿とは?日英対訳テキストと2カ国語音声DVDでおくる、英語学習にも最適な永久保存版ブック。

目次

議論1 市場に道徳的な限界はあるか?
議論2 バイオテクノロジー:遺伝子工学がもたらす危険
解説

著者等紹介

サンデル,マイケル[サンデル,マイケル][Sandel,Michael J.]
1953年生まれ。ハーバード大学教授。ブランダイス大学を卒業後、オックスフォード大学にて博士号取得。専門は政治哲学。2002年から2005年にかけて大統領生命倫理評議会委員。1980年代のリベラル=コミュニタリアン論争で脚光を浴びて以来、コミュニタリアニズムの代表的論者として知られる

小林正弥[コバヤシマサヤ]
千葉大学法経学部教授。東京大学法学部卒。専門は公共哲学、政治哲学、比較政治

鬼澤忍[オニザワシノブ]
翻訳家。1963年生まれ。成城大学経済学部経営学科卒。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

琴音

10
技術の進歩に伴ってより「選択」の幅が広がっている最中の現代。何が良くて何は良くないのか。考慮すべきことは多岐にわたっていて、だからこそ道徳観や倫理観を適切に養っていくことが大切なことなんだと思いました。『これからの「正義」の話をしよう』は未読ですが、どういったことが展開されているのか期待が膨らみました。2011/04/14

hamham

9
「これからの『正義』の話をしよう」の厚さに慄いて、薄いこっちから手をつけてみたものの…難しい…。正義VS悪の議論ではなく、正義≒公正さ、個人の尊厳、美徳といった道徳的な内容であった…。例えばデザイナーベイビーはありかなしかといった議題。親の権限をどこまで子どもに行使していいのか、遺伝子操作での知能強化がNGであれば、子どもをいい学校に入れようと努力するのと何が違うのか云々…。モヤっと考えさせるのが目的なので答えはありません。私は、今は存在しない技術だから抵抗を覚えるが、やがて人は適応するだろうという見方。2014/11/26

まーなん

4
聴衆の意見を正義に関する功利主義・尊厳と自立・美徳の3つの観点に帰結させるサンデル教授の論理力には毎回驚かされる。講演内容が日本語に加えて英文でも載っているので、そちらで読めばサンデル氏の議論の臨場感が増す。より深い内容を知るには『これからの「正義」の話をしよう』を読み込むこと必至。2013/12/15

mosak15

4
対話形式というのがよかった。ただ、自分の中ではまだ正義についてはっきりとした輪郭が見えていないので、再読あるいは別の著作を見ることが必須だ。2012/12/07

たね

4
対話形式の講義が新鮮だった。 「あるがままを無条件に受け入れるという美徳」は、欲望を満足させることを求め続けてきた現代の社会では忘れられがちだ。けれど、手放してはならないもので、この美徳や「善き生」について目を向けていくことが大切なのかもしれない。2012/02/12

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