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Hayakawa novels
盗まれた貴婦人

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152091734
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

名画盗難事件の裏で暗躍する謎の組織。依頼人を殺されたスペンサーがただ一人立ち向かう。原点回帰のハードボイルド・アクション。

著者等紹介

パーカー,ロバート・B.[パーカー,ロバートB.][Parker,Robert B.]
1932年生まれ。ボストン大学でハードボイルド作品に関する論文により博士号を取得。1973年、私立探偵スペンサーが初登場する『ゴッドウルフの行方』で作家デビュー。1976年の『約束の地』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞し、2002年には同賞の巨匠賞を受賞した。代表作であるスペンサー・シリーズの他、警察署長ジェッシイ・ストーン・シリーズ、女性探偵サニー・ランドル・シリーズ、ウェスタン小説やヤングアダルト向けの単発作品など、精力的に作品を発表し続けた。2010年没

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

60
17世紀の名画の盗難事件を発端に、アウシュヴィッツの強制収容所に消えた不幸な一族の足跡を辿るスペンサー。シリーズ38作め。ボディガードを務めていた顧客を自分の目の前で殺されてしまった彼は、プロの誇りを賭け、片をつけるべく動き出します。相棒のホークがいない。頼りになる助っ人ヴィニーやチョヨも登場しない。初期のシリーズのように、一人で真相究明に挑むスペンサー。シリーズ後期では『灰色の嵐』と並び、アクションとサスペンスたっぷりの傑作だと思います。これで残るは、シリーズ最終作『春の嵐』のみ。読み終えるのが怖い。2014/11/17

けんちゃん

21
2010年に亡くなられたロバート・B・パーカー氏、その作品はもう読めない…と悲しんでいたら、図書館で発見しうれしい驚き…なんてことはない、約1年遅れで翻訳が出た…ということなのですが(^^;;、またスペンサーに会えて感激です。今回は名画をめぐるサスペンス。テンポのよさは変わらず、楽しめました。不満はただ一点、ホークが中央アジアへのご出張で不在なこと。遺作となった次回作では出てきてくれるかなぁ…すでに刊行されているので早く読みたいような、もったいないような…複雑な気持ちです。2012/04/26

アリス

6
久々にスペンサーシリーズ読みました。なんかもう読めないとなると、悲しいですね。2015/10/16

タナー

5
ロバート・B・パーカーの訃報が届いたのは、2010年の1月だった。スペンサー・シリーズの他にも、ジェッシィ・ストーンやサニー・ランドルといったシリーズものに加え、ジャッキー・ロビンソンを題材にした「ダブル・プレー」や、ウェスタン小説など、実に精力的に描き続けていただけに、彼の突然の死はとてもショックだった。その2010年秋に日本で刊行されたのがこの作品。「約束の地」や「ユダの山羊」等の初期の作品を思い出させる、アクション・シーン満載の傑作。新スペンサー・シリーズ、日本でも出して欲しいなぁ...。2015/04/23

アン

3
何度読んでも、会話の妙に惚れ惚れする。 もう、読めないのかと思うと、残念で寂しい。2015/08/30

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