内容説明
ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が見つけた現代の理想郷!それは、世界を救う環境技術の数々を編み出し、不毛な平原を森に変えながら、新たな産業をも生み出している町。その知られざる歴史と大きな可能性を描いた傑作ノンフィクション。
目次
序曲
第1部
サバンナ
第2部 道具
第3部 森
著者等紹介
ワイズマン,アラン[ワイズマン,アラン][Weisman,Alan]
ジャーナリスト。1947年ミネソタ生まれ。「ハーパース」、「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」、「ディスカバー」など数多くの新聞、雑誌に寄稿している。アリゾナ大学で国際ジャーナリズム学を教えるほか、ホームランズ・プロダクションでドキュメンタリー番組制作を手がけている。代表作『人類が消えた世界』(早川書房刊)は、タイム誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれたほか、Amazon.comやiTunesオーディオブックの年間ベスト(ノンフィクション部門)でも第一位となっている。日本でもベストセラーとなり、多くのメディアに取り上げられた。現在は、彫刻家の妻とともにマサチューセッツに住んでいる
高里ひろ[タカサトヒロ]
1966年生まれ。上智大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひとまろ
5
何十年も掛けてエコな集落を作った人達がいた。 その情熱とアイデアと年月に脱帽する。 発起人のパオロ・ルガーリが故郷に帰った時に 女性から熱い視線を向けられる彼がいまだに 結婚していないことを人々は不思議に思った。 そしてそのことを聞いた。 その時彼が言ったひと言。 「結婚ならしてるよ、ガビオタスとね!」 熱いね!! 2013/12/26
scoopio
1
技術と知識でサスティナブル。これだよこれ。私には危険な本です。何かしないといけない気分になってしまいます。プログラミングしか能のない私に何ができるのか・・・。ちなみにファーストネームとラストネームを両方使うのはやめて欲しい。誰が誰やらわからなくなる。2009/10/19
EnJoeToh
1
邦題は悪いけど良い本。「人類が消えた世界」の人。2008/12/31
たま
0
知れば知るほど絶望するのかと思っていたが、そうではないと進む人もいるのだなと思った。2015/02/20
あsdf
0
第三者/神の視点から語られるのではなく 様々な人物の視点から語られる事に注意 創設者やコーディネーター等、主要な語り手がいるが 1つのエピソードを語るためだけに登場する人物もいるので注意 目まぐるしく視点/語り手が移り変わる時もある 文明崩壊を読んだ後に読んだので、やはり水は偉大だという結論に 淡水資源、無償の技術者&労働力、国連や政府からの支援という下地があり 市場に通用する商品の開発、技術者/労働者をコミュニティ内で生産する事に成功したことが発展を可能にした 今の所はその程度の理解2012/07/31