悪魔に仕える牧師―なぜ科学は「神」を必要としないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085658
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

内容説明

本書は、科学啓蒙家として右に出る者のないドーキンスが、一貫した科学的思考をさまざまな現代的話題に適用して綴った文章をセレクトし配列した、初のエッセイ集である。進化論、遺伝子工学に関わる説得力抜群の論評はもとより、長年のライバル、グールド博士への、節度ある交友関係に裏付けられた批判や、親しい友人への追悼文、あこがれの地アフリカへの思いを綴った文章などを通じ、明晰な科学的思考の多面的な輝きが見てとれる。ファンも、ドーキンス初体験のあなたも必読の、唯一無二の啓蒙書。

目次

第1章 科学と感受性
第2章 光が投げかけられるであろう
第3章 感染された心
第4章 彼らは私に言った、ヘラクレイトスよ―愛しき人々への惜別
第5章 トスカナの隊列でさえ
第6章 私たちのなかに、アフリカとその驚異のすべてがある
第7章 娘のための祈り

著者等紹介

ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード][Dawkins,Richard]
1941年、ナイロビ生まれ。オクスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオクスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オクスフォード大学に設置された“科学的精神普及のための寄付講座”の初代教授であり、王立協会フェロー。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーになった

垂水雄二[タルミユウジ]
1942年大阪生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリストとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤い熊熊

15
ドーキンスのエッセイ集。疑似科学や代替医療、宗教に関してのドーキンスらしい著作が多く、それはもちろん「そうそう!」と読めました。この本の最後のほうでは、これまでとかく批判してきたグールドに関するお話があって、相変わらずその理論については批判を述べる一方、グールドの進化生物学者としての立場や、文才には賞賛を送っていました。読んでちょっと安心。2017/06/23

塩崎ツトム

6
リチャード・ドーキンスのエッセイ集。ソーカル事件から明るみになったくそったれポストモダン野郎の科学用語の適当な使用や一神教への嫌悪、そしてダグラス・アダムス、ライバルのスティーブン・ジェイ・グールドへの哀悼、幼年期を過ごした人類発祥の地アフリカへの思い……。などなど2016/03/27

イノ

5
利己的な遺伝子の著者のエッセイ集。生物学、科学、宗教、書評、身近な人についてなどなど。やっぱり難しかったが宗教観の話は面白かった。2015/12/19

むとうさん

4
ドーキンスのエッセイ集。どこからでも読めるけど、後半の追悼文や書評のあたりはちょっと単発で読むにはグダグダな感じ。印象に残ったのはやはり前半。特に陪審員批判が面白い。批判理由は「12人いても一つの場でやったら多様な意見にならないだろ!」という。それを科学実験の枠に落とし込んで説明するあたりはさすがと言わざるを得ない。それ以外もいつものドーキンス。娘への手紙がカッコイイ。この子も将来(今?)科学関連の仕事をしているのかな。とにかく信仰や権威批判を徹底しているドーキンスの人となりが伝わってくる本であった。2013/02/11

関 峻之介

3
人間の心は、いわば、アフリカの中くらいの距離のところを、中くらいの速度で移動していく、中くらいの大きさの対象に適応するべく進化してきたものなのだ。 (p.41)2014/11/03

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