盲目の時計職人―自然淘汰は偶然か?

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盲目の時計職人―自然淘汰は偶然か?

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  • サイズ B6判/ページ数 529p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152085573
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

内容説明

ベストセラー『利己的な遺伝子』で、生物学ばかりか世界の思想界を震撼させたリチャード・ドーキンス。その彼が、いまだに批判・攻撃を受けるダーウィン理論のいくつかの面をとりあげ、異論のひとつひとつを徹底的に論破していく。本書は鮮烈なまでに見事なダーウィン主義の本であり、自然淘汰による進化が、われわれにとって最大の謎に答えるに十分なほど強力な理論であることを明らかにするだろう。その謎とはこうである―「われわれ自身が存在しているのはなぜか?」。

目次

1章 とても起こりそうもないことを説明する
2章 すばらしいデザイン
3章 小さな変化を累積する
4章 動物空間を駆け抜ける
5章 力と公文書
6章 起源と奇跡
7章 建設的な進化
8章 爆発と螺旋
9章 区切り説に見切りをつける
10章 真実の生命の樹はひとつ
11章 ライバルたちの末路

著者等紹介

ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード][Dawkins,Richard]
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オックスフォード大学に設置された“科学的精神普及のための寄付講座”の初代教授であり、王立協会会員。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーになった

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年生。東京大学理学部卒業。京都大学名誉教授。現在、総合地球環境学研究所所長

中嶋康裕[ナカシマヤスヒロ]
1953年生。京都大学理学部卒業。現在、日本大学経済学部教授

遠藤彰[エンドウアキラ]
1947年生。名古屋大学理学部卒業。現在、立命館大学理工学部教授

遠藤知二[エンドウトモジ]
1956年生。北海道大学農学部卒業。現在、神戸女学院大学人間科学部教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柳瀬敬二

12
日本では進化論は比較的すんなりと受け入れられてるように思えるが、欧米ではキリスト教や社会主義思想等が原因で理解されにくかったようだ。人間の時間間隔では理解し難い地質学的とも言える時間軸の長さとそれに伴う証明の困難さ故に、ただでさえダーウィン主義は誤解が多い。500ページ超にわたってラマルク主義を始めとする種々の異論を否定しながら、ダーウィニズムこそが唯一生命の発展を説明できると結論付ける議論は時にまどろっこしく感じるがそれでも唸らされずにはいられない。進化論は生物学というよりかは一種の哲学なのだろうか。2016/03/22

グラスホッパー

9
「原始のスープ」からたった一つの生命が生まれた。淘汰の末生き残った者が現在に至る。遺伝子は、設計図ではなく料理方法だから、変容することができた。長い年月があればどんなことも可能になる。山口雅也の「奇遇」に通じるものがあった。 訳文が読みづらい。2020/09/30

tama

8
図書館本 貸出期間延長しそれでも期限一杯までかかった。今回はどちらかというと宗教がらみの相手は少なかった。しかしこの「議論を面倒がらない」「攻城戦のように囲んでじわじわ攻める」のはイギリスアメリカの教育ディベートの効果なのかも。日本人是苦手。ドーキンス私のおススメは「神は妄想」「虹の解体」「祖先の物語」です。2017/08/18

roughfractus02

8
ランダムな突然変異とランダムでない自然淘汰から成るダーウィニズムを、機械との類比で生命を捉え、そのデザイナーとして神を捉えた18cの神学者ペイリーの言葉を引いて本書タイトルとした著者は、ランダムでない淘汰は漸進的かつ累積的過程、突然変異は「適応有利性」における場合にランダムと定義する。こうして両者共に数理化されて、偶然性は2つの複雑性モデルから説明される(遺伝子型の共適応と軍拡競争)。1986年時点の進化論論争史の観点で読まれる古典となったが、書物の時間(直線的歴史)にも累積的進化が潜むことを類比させる。2017/03/04

超運河 良

7
物体は全て遺伝子をコピーして受け継ぐためにあり、それを人は人生と呼ぶ。進化の過程から見ると乗り物が新しい生命の乗り物を作り出した時、古い乗り物は遺伝子から見ると自然淘汰や進化の過程が新しい生命に移ったので不要となる。遺伝子は一つ凄い奇跡を与えた、全生命に共通する子育ての期間を与えられている。次なる生命に遺伝子を受け継ぐ旅をする為に利己的に生命を利用している。自然界は子育て期間を短くする事で遺伝子を受け継ぐ旅を確実にこなせる様にプログラミングされている。遺伝子は確実に自分のコピーを引き渡せる事を優先している2015/08/29

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