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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
15
前作「DAIHONYA」に続けて再読。都会の巨大書店を舞台にした前作から一転して荒野に立つ小さな書店が舞台。 そのたたずまいが、初読の頃と比べてリアルに感じられることに戸惑う。一方で、本書を電子書籍で買い直してタブレットで読んでいる現実にも。 願わくは、本の神が今の世にも幸いをもたらしますように。2021/08/20
緋莢
14
弱体化した出版社や書店を保護する名目で制定された「書店法」には、あらゆる出版物を管理下におき、情報のコントロールを行うという目的があった。本は嗜好品とするもの、環境破壊の元凶として根絶を叫ぶもの様々な人間がいた。そんな中、ネットワークを運営する独占的企業「調和社」は、あらゆる書籍をホストコンピューターに情報として蓄積しようとしていた。一級書店管理官・紙魚図青春は、かつて働いていた書店を訪ね…(続く 2023/12/14
斑入り山吹
3
古本屋で目があった。『DAIHONYA』に続きがあったとは露知らず。いやあ楽しく読めた。なんといってもわたしは活字中毒、新刊より古本漁る方が好きときてるから、こういう話には入れますねぇ。こんどは西部劇風なので、ちょっと『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』を思い出してしまった。西部の荒野とはまるっきり反対の、湿気が多くてごちゃ着いたところに住んでいる身には、非日常的なイメージ。ところで電脳の走りといえばやはり『ブレードランナー』かと思いつつその原作の羊をちらりと出すあたり、大ウケしたよ。2011/10/24
Machina Sapiens @人工無能
0
発掘品の再読。残そうかと思ったけど、Kindle版チェックしたら出ていたので、此方は廃棄する。2016/08/07
ホンドテン
0
所有。