内容説明
興奮度、史上空前!最新の量子テクノロジーをもちいて、戦乱の中世フランスへと転移せよ。パラマウント映画化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けぴ
45
テレポーテーションとタイムトラベルを量子力学的なメカにより体験した話。中世フランスの描写は史実も参照しているとのこと。マレクが中世に残り人生を全うするストーリーは、宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」を彷彿させる。登場人物が多く消化不良気味となったが、それなりに楽しめた。2020/05/19
mike101486
6
図書館で見かけた私の好きなSF物、しかもタイムトラベル。これは読み始める前からワクワクドキドキ。スーパー・ノンストップ・アドベンチャーと謳っているだけあって読み手の心を掴んだら思いっきり最終章まで掴みっぱなし。タイムトラベル理論は理解できたような気がしたが、これはマイケル・クラントンのなせる技。解説を読んで理解したという錯覚がハッキリ分かる。楽しい読書タイムでした。2018/11/19
おふねやぎっちらこ
3
素晴らしい科学技術も使い方次第で害をもたらす。カリスマ経営者を過去に追いやったことで、これからの運営がどうなっていくのか?一度禁じ手を利用した会社は、今後も自社の正義のためという大義名分で同じことを繰り返すのではないだろうか。2016/05/22
May
2
読了15作目。もう手元にないかもしれないが、読んだことは記憶している。映画もよかったけど、こちらもとても面白かった。映画化をきっかけに読んだと記憶するので2003年読了とする。ただ、記憶だと2分冊にはなっていなかったように思うのだけれど。2003/04/01
カラヤ3
2
14世紀のヨーロッパの城攻めの様子や兵士にの戦いぶり、残虐さをきちんと描写しており迫力がある。それに加え、時間内に戻れるかというハラハラ感もあり最後まで面白く読むことができた。2022/02/03