Hayakawa novels<br> エアフレーム―機体〈下〉

Hayakawa novels
エアフレーム―機体〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152080806
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

香港からデンバーへ飛行中の大型旅客機から、ロサンゼルス空港に緊急着陸の要請がはいった。空中で異常事態が発生し、多数の負傷者と死者が出たというのだ。かろうじて着陸した旅客機の内部は、壊滅的な惨状を呈していた。シートはつぶれ、裂けた天井のパネルからは配線や断熱材がむき出しになっている。―いったい、何が起こったのか?事故機を生産したノートン社では、緊急会議が招集され、ただちに事故原因究明チームが結成された。ボーイングやダグラスと並ぶ業界最大手のノートンでは、中国との大規模な契約が進行中だった。もし一週間以内に事故原因が究明されなければ、契約が流れることは必至だ。そうなれば、競争の苛烈なこの業界で、ノートンが生き残るチャンスはない。崖っぷちの状況に立たされたチームのメンバーは、必死の調査を開始するが…卓抜なアイディア、無類のストーリーテリング、そして文明批判を含んだ過激なテーマ―つねに時代を揺るがしつづける「超頭脳」クライトンが、航空機事故の急増を予言して全世界を震撼させた大型ビジネス・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

半べえ (やればできる子)

0
★★★★★2014/03/27

たけぽん

0
科学者なんてみんな嘘つき! ジャーナリストである私が科学者の嘘を暴くわ!2004/07/31

takachan

0
結構、面白かった。飛行機事故の話というよりマスコミ向けの話だったんですね。2009/06/13

blue-brass

0
やり手のレポーターからインタビューを受けることになった辺り(P191)からだ。もう止まらん一気読み。人に勧めたいオモシロさだ。ケイシーが「決定的な事故は、事象の連鎖の結果(上巻)」と言っているが、正にその通り。それがなければ起きなかったということの積み重ねだ。 奇しくも新年早々の痛ましい事故も同じ。決して過失は1つではない。関心は「奇跡」よりも「なぜ?」にウエイトがあるが、提供された情報は「都合の良いもの」かもと勘ぐってしまうのは、本書で学習したことか。些細なことだが、初版の誤植脱字は改訂で直ってます?2024/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/518056
  • ご注意事項