内容説明
元米国国防長官が、40年間の冷戦を総括し21世紀の国際社会を大胆に予言する話題作。東西対決の終焉が世界をどう変えるか。
目次
1 冷戦の発端―終戦直後
2 東西関係の展開、1955年~85年
3 冷戦の費用
4 ゴルバチョフがソ連の内政・外交政策を変えた―その原因と冷戦との関係(ソ連の政策における“ニュー・シンキング”;ニュー・シンキングの発端;結論)
5 ソ連の方向転換に対する欧米の対応(新しい形の政権;広範な軍事交渉の課題)
6 冷戦の終結計画に対する潜在的な批判
7 21世紀へ向かってのアプローチ