ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 熊と踊れ〈下〉

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

ハヤカワ・ミステリ文庫
熊と踊れ〈下〉

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 16時19分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151821523
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報



アンデシュ・ルースルンド[ルースルンド アンデシュ]

ステファン・トゥンベリ[トゥンベリ ステファン]

ヘレンハルメ 美穂[ヘレンハルメ ミホ]

羽根 由[ハネ ユカリ]

内容説明

緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。かつて彼らに何がおこったのか。そして今、父に何を思うのか―過去と現在から語られる“家族”の物語は、轟く銃声と悲しみの叫びを伴って一気に結末へと突き進む。スウェーデン最高の人気を誇り、北欧ミステリの頂点「ガラスの鍵」賞を受賞した鬼才が、圧倒的なリアリティで描く渾身の大作。

著者等紹介

ルースルンド,アンデシュ[ルースルンド,アンデシュ] [Roslund,Anders]
スウェーデンの作家。1961年生まれ。ジャーナリストとしての活動を経て、2004年に作家ベリエ・ヘルストレムとの共著『制載』でデビュー。同作で北欧ミステリの最高峰である「ガラスの鍵」賞を受賞したほか、2009年に発表した第五作『三秒間の死角』で英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガーを受賞した

トゥンベリ,ステファン[トゥンベリ,ステファン] [Thunberg,Stefan]
スウェーデンの作家、シナリオライター。1968年生まれ

ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
国際基督教大学卒、パリ第三大学修士課程修了、スウェーデン語翻訳家

羽根由[ハネユカリ]
大阪市立大学卒、ルンド大学大学院修士課程修了、スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

332
濃厚な親子の血の絆を感じる物語だった.. 全編が 父イヴァンと息子レオの物語だった。 下巻に入っても、レオを中心とした兄弟の 犯罪は続くのだが、兄弟の原点とも言うべき 父イヴァンの際立った存在感が抜群であり、 暴力で繋がる絆とは異なる「血の絆」を 著者は丹念に描く ..この物語、実在の銀行強盗を題材に してはいるが、 スウェーデンの家族の血の物語であり、 父イヴァンと息子レオの会話がひどく 心に残る 物語だった。2017/01/15

starbro

305
今日は、日帰り出張だったので、上下巻1100P強一気読みしました。シンプルな内容の割には、スピード感もあって楽しめましたが、最期は少し失速かなぁ。本作は実際の事件を元にした小説とのことですが、『事実は小説よりも奇なり』ということかも知れません。日本では毛利元就の「三本の矢」という故事がありますが、スウェーデンの本作では「五本の棒」だったんですね。2017/02/06

nuit@積読消化中

179
昨夜深夜に読み終えて、頭が冴えきってしまい眠れなくなった。上巻から続く兄弟愛、そして家族の絆。愛情と暴力は表裏一体なのだろうか。そしてこれが実話に基づいているものだというのだから驚きだ。日本人だからなのか、自分自身の問題なのか、自分にはここまでの家族熱がないので、どこか冷めて見てしまうところがある。しかし、北欧ミステリーを読みだしてからはニュースなどで流し見していた北欧の情勢などにも以前よりは興味をもてるようになったのは自分にとってプラスになりました!2017/04/20

ケイ

170
結末が知りたくて、急いで読んだから、下巻は半ば飛ばし読みになってしまった。彼らの結末が知りたくて知りたくて…。話の結末より、さらにもっと後書きに衝撃を受けた。つらくて、後書きを読み終えられなかった。少し落ち着いてから、もう一度読み直したい。これから読まれる方は、どうか前知識無しで読んで欲しいと思う。刑事モノやミステリが好きな方にはオススメしたい作品。2017/07/21

雪風のねこ@(=´ω`=)

164
「いや、もう一人居る」で厭な予感的中。レオの言動が親父に被ってくる課程で痛々しくもあったが、過去の火炎瓶事件での行動を考えるとやむ無しと言える。だがこれで役者が揃ったと言える。ドゥヴニヤック、サンナ、カールストレイム。それぞれの家族が其々の時間と規範で過ごす様。そして同じ境遇の刑事ヨン、強盗犯レオ。この描き分けが凄く良く、とても印象的であった。時が経っても三兄弟は三兄弟のまま、大きくなっている様な感じだった。習慣…と言うより行動原理は変えられないのだろう。母が目の前のレオを見分けられなかったのが、悲しい。2017/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11155066
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。