出版社内容情報
激動の時代、ギャング戦争の中でのしあがる一人の青年を通して、アメリカの裏面史を描き出す大作。エドガー賞最優秀長篇賞受賞!
デニス・ルヘイン[ルヘイン デニス]
加賀山 卓朗[カガヤマ タクロウ]
内容説明
禁酒法時代末期、ボストンのギャングの部下ジョーは、敵対組織のボスの情婦エマに一目惚れし、関係を持つ。エマと駆け落ちしようと企てるジョーだが、仲間と銀行を襲って警察に追われる身となったことから、その運命は大きく狂っていった…街の無法者から刑務所の囚人へ、そして再びのし上がらんとする若者を待つ波瀾万丈の運命とは?巨匠ルヘインがアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞した歴史ミステリ大作。
著者等紹介
ルヘイン,デニス[ルヘイン,デニス] [Lehane,Dennis]
アメリカ、マサチューセッツ州ドーチェスター生まれ。1994年に私立探偵パトリックとアンジーのコンビを主人公にしたデビュー作『スコッチに涙を託して』でアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)が贈るシェイマス賞最優秀新人賞を受賞。2001年に発表した『ミスティック・リバー』は全米ベストセラーとなり、クリント・イーストウッド監督の手により映画化されアカデミー賞を受賞した。『夜に生きる』は2008年の歴史ドラマ『運命の日』の続篇にあたり、同書の後日譚『過ぎ去りし世界』(2015年)とともに3部作を成す作品で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀長篇賞を獲得している
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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panam1927
バ度ホワイト
Satoshi
ドナ
章魚 たこ