内容説明
わたしトレイシーは売れっ子ミステリ作家。小説内では難事件も華麗に解決できるから現実の事件も楽勝、と思いきや結婚を目前にした義妹が誘拐されたから、さあ大変。婚約者はどうも頼りないし、義妹の家族は何か隠してる。すべて怪しく見えるのだ。そんな時、義妹が営む料理店を売れば解放するとの奇妙な脅迫電話が!天使の顔に悪魔の毒舌、素人探偵トレイシー颯爽と登場。小説を愛す素敵な貴女に贈る凛としたミステリ。
著者等紹介
ネリ,クリス[ネリ,クリス][Neri,Kris]
幼少期にナンシー・ドルーのミステリを読み、ミステリ作家を目指す。素人探偵トレイシー・イートンを主人公にした短篇L.A.Justiceでデリンジャー賞を受賞。その後、1999年に発表した長篇デビュー作の『花嫁誘拐記念日』が、アガサ賞、アンソニー賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞にノミネートされる。ロサンゼルス在住
高瀬素子[タカセモトコ]
1960年生、東京大学文学部英文科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーローズ
1
2月9日。ドタバタドタバタとハナシは進みます。気分転換にどうぞ。2012/02/20
motopurin
0
一回読んだはずなのに(というか、これを書くために検索してやっとわかったのだが)、全く覚えていなかったし、感想も変わらなかった。2014/03/12
motopurin
0
面白いような、面白くないような・・・。2009/04/16
まほろば
0
面白かった!思わず声を出して笑ってしまうシーンがちらほら。ごみ箱に入ったりトランクに入ったり体を張りつつ頭も使って。トレイシーやほかの家族も魅力的であっという間に読んでしまった。ほかの本が翻訳されていないのが残念!もっと読みたい。2019/12/19