内容説明
盗みなんて楽勝さ―ダニーをリーダーとする若者4人組は、マフィアを手玉にとり、大金を奪取。が、その直後、ダニーは仲間の裏切りにあい、刑務所行きになってしまう。数年後、刑期を終えて出所した彼に、金の奪回に燃える悪党たちが襲いかかる。奇人変人、殺し屋たち、マッチョマン、性的倒錯者、注射魔やFBIをも敵にまわし、奪え、騙せ、走りぬけ!危険な匂いがぷんぷんしてくる、最高にきれたクライム・ノヴェル。
著者等紹介
フロスト,フランク[フロスト,フランク][Frost,Frank]
カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で、ギリシャ史と考古学を教えるかたわら小説を執筆。1999年に発表した『フランクリンを盗め』が、『ロサンジェルス・タイムズ』で大絶賛された。現在は、一年の半分をサンタ・バーバラで、残りをフランスのプロヴァンスで過ごしている
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962年生、1985年東京大学法学部卒、英米文学翻訳家
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