ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 138億年宇宙の旅〈下〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
138億年宇宙の旅〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 23時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505417
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0142

内容説明

「自分が光子の上に乗って飛んでいたとしたら、光はどう見えるか」というアインシュタイン流の思考実験を大々的に展開することで、著者は読者をイメージ豊かな宇宙物理学の世界へ誘う。時空を旅し、ブラックホールの内部までも探索する冒険もへて、最新の謎である量子重力、多宇宙、ダークエネルギーの現象・理論へと読者は導かれていく。叙事詩さながらの宇宙学入門書という新たな地平を切り拓いた知的野心作。

目次

第5部 時空の起源(心配ご無用;無なんてものは無い;反物質;壁の向こうの壁;失われた過去はそこここに)
第6部 予期せぬ謎(唯一無二の宇宙?;量子世界の無限大;生きるべきか、死ぬべきか、むしろその両方か;ダークマター;ダークエネルギー;特異点;新しいブラックはグレー)
第7部 わかっていることの一歩先へ(最初に戻って;たくさんのビッグバン;境界のない宇宙;誰も踏み入ったことのない現実;弦の理論)

著者等紹介

ガルファール,クリストフ[ガルファール,クリストフ] [Galfard,Christophe]
英国ケンブリッジ大学で理論物理学の博士号を取得(指導教官はスティーヴン・W・ホーキングで、専門はブラックホールの情報パラドックス)。その後は科学解説者となり、自身のサイトやライブでの活動にくわえ、サイエンスライターとしても活躍

塩原通緒[シオバラミチオ]
翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんやん

27
量子力学の知識をギュウ詰めされて、再び宇宙の最果てへGO。それは過去を遡り、ビッグバンへと時空の起源を探し求める旅である。光が届く限界である最終散乱面(そこで透明な宇宙は終わる)の向こうは、相対性理論の限界を超えた、大統一理論=量子重力論の場だ。巻き戻されて、宇宙がどんどん小さくなり、エネルギーが凝縮すると、極小の世界であるプランクの壁が現れる。その先は時間も空間もない、何もない無、なのだろうか?マルチバース、虚時間、10次元の弦理論、いずれもサラッと触れられるだけで、到底満足できない。欲求不満。2019/07/04

tom

21
理解できない部分は多々あるものの、SF好きには、感動ものの面白さかもしれない。私は、宇宙のことは天文学者のお仕事と思っていたのだけど、今の時代は、物理学とリンクしていたのだ。そしてこの本は、宇宙のことを語りながら、最先端の物理学を語る本。そうでしたかと、ひたすら驚きの連続。宇宙空間には、モノが溢れている、SFに出てくる平行宇宙、宇宙空間でのジャンプなどなど、そういうことは、すべて物理学者の頭の中で考えられ、実験で確かめ、確定れたこと。とにかく面白い解説書。ホーキング博士の入門書も読んでみなきゃならない。2020/10/16

to boy

18
上巻の感想でも書きましたが、余分なシーンが多いのが気になりますが、内容的には面白いです。すべての物を取り去った所には何があるのかとか、相対性理論は完璧なものではなく適応できる限界があるとか、ふ~んなるほどって思いました。後半の量子重力理論は分りにくい。弦理論はもともとわかりにくい話ですが、この本では(素人向けに)比較的理解しやすい書き方のようで好感が持てました。2019/07/22

たびねこ

12
2016年の重力波検出あたりまでの、宇宙物理学でわかってきた世界を、物語仕立てで書き連ねた入門的書(上・下)。熱血教師の講義を聞き終えたような読後感。饒舌体が気にはなるが、難解な量子分野も含め、現代の宇宙像のイメージが伝わってきた。2020/02/02

猫路(ねころ)

5
色んなところへ意識が飛び跳ねて正にとりとめの無い宇宙旅でした。2021/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13792987
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。