出版社内容情報
「導かなければ民は滅びる」。聖書の一句を基に、敵に囲まれたユダヤ国家を陰で支える情報機関の実像とは? 新章を増補した決定版
小谷 賢[コタニ ケン]
著・文・その他
内容説明
「導かなければ民は滅びる」―ヘブライ聖書の一節をモットーに、周囲を敵に囲まれたイスラエルの安全保障を支え続ける対外情報機関「モサド」。アイヒマン捕獲、エンテベ空港強襲、シリア核施設爆撃など、今なお語り継がれる成功譚ばかりでなく、失敗に終わった作戦や他の情報機関との軋轢にも触れつつ、謎に包まれたインテリジェンス組織の実態を明らかにする。対イラン作戦に関する新章を増補した決定版。
目次
第1章 創設の時代
第2章 飛躍の時代
第3章 試練の時代
第4章 活躍の時代
第5章 失敗とスキャンダルの時代
第6章 イランとの暗闘
著者等紹介
小谷賢[コタニケン]
日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、英国王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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