ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 滅亡へのカウントダウン―人口危機と地球の未来〈下〉

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滅亡へのカウントダウン―人口危機と地球の未来〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504984
  • NDC分類 334.3
  • Cコード C0140

出版社内容情報

世界規模で進行中の人口問題により、われわれはかつてない危機に直面している。各国の事例を通し人類存続の道を提言する予言の書

アラン・ワイズマン[ワイズマン アラン]

鬼澤 忍[オニザワ シノブ]

内容説明

いま、世界では人口爆発による問題が深刻化している。イギリスでは移民の激増により人種排斥が起きている。パキスタンでは職がない若者たちによる暴動が跡を絶たない。インドでは井戸が枯渇し乳幼児死亡率が増加中だ。一方、他国に先駆け人口減少社会を迎えた日本に、著者は可能性を見出す。人類は成長に依存しない経済システムを設計できるのか?精緻な調査と大胆な構想力で、将来を展望する予言の書。

目次

第3部(承前)(崩れゆく世界―パキスタン;アヤトラは与え、奪う―イラン)
第4部(縮小と繁栄―日本;明日―ネパールとインド;安全なセックス―タイ)
第5部(地球という公園―バランスを保つために;人類が減った世界―われわれの行方)

著者等紹介

ワイズマン,アラン[ワイズマン,アラン] [Weisman,Alan]
アメリカのジャーナリスト。1947年ミネソタ生まれ。「ハーパース」「ニューヨークタイムズ・マガジン」「ディスカバー」など多くの雑誌・新聞に寄稿。アリゾナ大学などで教鞭を執るほか、ドキュメンタリー番組制作も手がける。著書『人類が消えた世界』は、「タイム」誌の2007年ベストノンフィクションに選ばれ、30カ国語以上に翻訳される世界的ベストセラーとなった。『滅亡へのカウントダウン』もロサンゼルス・タイムズ文学賞(科学&技術部門)をはじめ複数の賞を受賞

鬼澤忍[オニザワシノブ]
1963年生、成城大学経済学部経営学科卒、埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

39
人の数というのは、それぞれの社会によっていろんな意味を持ち、影響を与える、ということを、各国の実例をもとに論じている。気付きもあら、知らなかったこともあり、とってもためになる。日本の少子化をさほど問題視せず、世界最初の挑戦として注目しているのが面白い。2021/01/12

Francis

13
まもなく地球人口が110億人に達しようとする時代。人類は果たして生き残れるのか、と問いかけつつ、世界中での人口増に対する状況を取材する。人口減少社会に入った日本への評価が高い、イスラム革命後に国策による産めよ増やせよから、少子化への転換に成功したイラン、人口増加に悩むパキスタンの例が印象的。他の方の書評を見て「人口増加による経済成長は絶対に良いことである」という強い思い込みから解放されるのはとても大変なことなのだな、と思った。2020/01/05

武夫原

5
人口が増えすぎて地球の資源がどうにもならないと言うことが分かる。人口抑制を言うのは簡単だけど、それをそれぞれ事情の異なる国々に納得させるのは難しい。国民が少ない国では人口抑制なんて考えられないし、日本のような少子化社会では、人口抑制は国を滅ぼすことになる。全地球規模で神の立場に立って、ここの国々の事情を無視して、人口抑制を主張するのでは誰も納得できないんだろうな。2017/07/17

じろう

2
日本の章で紹介されるのが介護ロボットとセックスレス妻、どこかちがうピントが外れている気がした。長年住んでいるタイの章でもMr.コンドーム、一応有名人だったけど一国の人工事情を説明する上で、この選択はないだろう、変人扱いだったから。インド、パキスタン、アフリカなどでなるほど、なるほどと知識を得たような気がしたが、日本やタイを見ていると情報のピックアップが当事国から見ればおかしいと言う可能性はある。タイトルにもそぐわないし、イエロージャーナリズムで見た世界各国子供出産事情。大した本ではないと結論。2018/08/10

ワッカーパパ

2
人口増加がもたらす地球の未来を考察する本作の下巻。世界有数の人口増加率が人と自然を圧迫するパキスタンの話から始まり、それらが政権に翻弄されるイラン、そして、人口が減少に転じ経済が縮小していく状態が結果的に有利になるかどうか・・・つまり、成長なしに繁栄できるかどうかの試金石となっている日本へと続く。病気を撃退し、損傷する肉体を修復する術を身につけた人間はより長生きし、より多く存在し、より多く消費し、自然を極限まで侵しつつある。今は明確な解決策が見えないけれど、問題点を認識できるだけでも読む価値がある本だ。2017/12/16

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