ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 24人のビリー・ミリガン〈上〉 (新版)

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ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫
24人のビリー・ミリガン〈上〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504304
  • NDC分類 936
  • Cコード C0198

出版社内容情報

重罪を犯したにもかかわらず多重人格という障害により無罪となったビリー・ミリガン。彼はいかに24もの人格を持つに至ったのか?

内容説明

1977年、ビリー・ミリガンはオハイオ州で連続レイプ犯として逮捕された。だが本人には全く犯行の記憶がない。精神鑑定の結果、彼の中に複数の別人格が存在し、犯行はそのうちの一人によるものだという驚愕の事実が明らかに…。『アルジャーノンに花束を』で知られる作家キイスが、本人へのインタビューや関係者の証言をもとにビリーの内面の葛藤を克明に描き出し、「多重人格」を一躍世に知らしめた傑作ノンフィクション。

目次

第1部 混乱の時期
第2部 “教師”の誕生

著者等紹介

キイス,ダニエル[キイス,ダニエル] [Keyes,Daniel]
1927年ニューヨーク生まれ。ブルックリン・カレッジで心理学を学んだ後、雑誌編集などの仕事を経てハイスクールの英語教師となる。このころから小説を書きはじめ、1959年に発表した中篇「アルジャーノンに花束を」でヒューゴー賞を受賞。これを長篇化した同名小説がネビュラ賞を受賞し、世界的ベストセラーとなった。その後、オハイオ大学で英語学と創作を教えるかたわら執筆活動を続け、話題作を次々と発表

堀内静子[ホリウチシズコ]
明治学院大学大学院卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

42
解離は虐待などつらいことがあったときに、「心を守る」ために心の中に別の人格をつくることで、心に逃げ道を与えて心のバランスをかろうじて保つための心の機能がそのまま育ってしまったことをいうらしい。多重人格の2番目以降の人格が典型的なのは、生成されたものではなく、後から外界から取り入れた典型的な情報により止む無くつくられたものだと考えると理解しやすい。恐らくこれを読んで自分と関係ない話だと考える人は、この辺が上手く接続できていないのではないかと思う。解離が「発見」されたのは遅かったかも知れないが、昔から狂人とし2023/12/08

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

25
ストーリーとして普通に面白い!2020/10/29

Takanori Murai

23
24人の・・・ってどういうこと?なんと多重人格の人格の数。別の人格が形成されるのは、危機的状況の中。そのいきさつが興味深い。ときどきノンフィクションであることを忘れる。それほどドラマチック。下巻へ。2019/12/10

to boy

20
十数年ぶりの再読。語り口のうまさで一気に読ませてくれます。以前、TVでミリガンの人格が入れ替わる瞬間を見たことがあります。それにしても、多重人格であっても語学や芸術などすぐれた才能を現すってすごいです。人間の脳には未知の力が隠れているとしか思えません。引き続き下巻へ。2015/06/08

流言

18
解離性同一障害。現実にあるんだなあ、というのをあらためて強く感じた。無罪は結構速い段階で確定するんですね。多重人格を理由に無罪、というのはもっともめるのかと思った。男性の肉体で、罪を犯したのは女性レズビアンの人格というのはちょっとミステリー小説のようで、現実は小説より奇なり、を地でいっている。オリジナルが知らない知識や技術を持っている人格はどうやって学び取ったんだ、と思ったら、限られた時間で普通に勉強していたんですね。人格ごとに『これ学んでよ』『それは俺わからんから別の人に頼もう』みたいなやりとりがある。2019/09/27

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