内容説明
1943年夏、ナチス・ドイツは急速に敗北への道を歩み始めた―。連合軍のイタリア進攻からノルマンディー上陸作戦、パリ解放、ライン川への進撃、ドイツの降服までを、『砂漠の戦争』の巨匠ムーアヘッドが、みずから戦争特派員として従軍した経験をもとに描く。第三帝国の崩壊とヨーロッパの解放をジャーナリスティックな視点から鋭く捉え、第二次大戦の真実の姿をえぐり出した戦争ルポルタージュの金字塔。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
15
第二次大戦の後半、イタリア侵攻⇒ノルマンディー上陸⇒パリ解放⇒マーケットガーデン作戦⇒アルデンヌの戦い⇒ライン川越え⇒ベルリン陥落 の、すべての戦場に参加して最前線から最新記事を発信した著名な戦争特派員アラン・ムーアヘッドが1946年に刊行した渾身のルポルタージュ。それぞれの章だけで一冊の本になるような内容をまとめた重厚な作品で、今の目で見ると間違いも多いのですが、誰にも書けない見事な戦争の最前線の記録と歴史の解釈です。お見事。2021/07/15
広中錫
0
+7 ECLIPSE by Alan Moorehead 19452016/05/07
silk-silk
0
ここらへんあまり知らなかったんで。