ハヤカワ文庫<br> ファイアファイト偽装作戦

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ハヤカワ文庫
ファイアファイト偽装作戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 474p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150411961
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

CIA最高のスパイ、アフメドが裏切り、ロンドンへの大規模なテロを計画している。陰謀を阻止するため、力を貸してほしい。元SAS隊員のウィルは、MI5とCIAから極秘任務を依頼された。ウィルの妻子が死んだ二年前の爆弾テロ事件がアフメドの仕業だと聞かされて、彼は依頼を受諾、SASの精鋭たちと行動を開始する。だが、アフメドは想像を遥かに超えた強敵だった!知力・体力の限りを尽くした死闘を描く冒険アクション。

著者等紹介

ライアン,クリス[ライアン,クリス][Ryan,Chris]
1961年イギリスのニューカースル近郊に生まれる。1984年にSAS連隊に入って世界各地に出征、対テロ狙撃チームのリーダーもつとめた。湾岸戦争でのイラクからの脱出行により、ミリタリー・メダルを授与されている。1994年に退役し、1996年にこれまでの経験と知識を生かして書き上げた冒険小説『襲撃待機』を発表、小説家としてデビュー。以後、迫力に満ちた冒険小説を続々と送り出している

伏見威蕃[フシミイワン]
1951年生、早稲田大学商学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スー

19
55妻子をテロで失いSASを除隊していたウィルは妻子を殺した男はファイサルで更にロンドンで大規模なテロを計画中と知らされ阻止を依頼され、ウィルは仇討ちの為に現役のSAS隊員を付けてもらいアフガンに飛ぶ。仇のファイサルは今まはイスラムのテロリストだがかつてCIAに鍛えられた最良の工作員でジェイソンボーンのように神出鬼没、ウィル達は阻止できるのか?ストーリーは面白いのですが、モグラがいるから退役したウィルが適任と言いながら現役兵がチームに入ってるしSASがドジすぎかな、とてもおしい作品でした。2020/04/24

鐵太郎

5
二転三転するスリリングな展開。たたみかけるような文章の流れ。見事です。面白いサスペンスアクションですね。ひとつ引っかかったのは、登場人物の怪我や拷問からの驚異的な回復力。まぁこりゃあしかたないか。(笑)2011/04/09

ボルボラ (zairic)

2
妻子を爆発テロで殺された元SAS隊員が主人公。うらぶれて過ごしていたが、あるとき復讐の機会が与えられる。そんなありきたりな冒頭で始まる物語だったが、最初の銃撃戦も終えた中盤からは一転して複雑化し、面白くなってきた。 なお、作者のクリス・ライアン自身も実際にSAS出身の元軍人であり、湾岸戦争時にはアンディ・マクナブとともにブラヴォー・ツー・ゼロ作戦に参加していた。クリスはノンフィクションの『ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行』も出版している。2013/10/12

せんにん

2
『暗殺工作員ウォッチマン』や『テロ資金根絶作戦』の頃のような味方の女性情報部員が裏切るというワンパターンからはかなりストーリーが練られてきている。毎回違った趣向の陰謀で楽しませてくれる著者の手腕は素晴らしい。クリス・ライアンは現代の戦争を描くことで、世界はまだ争いに満ちていることを私たちに教えてくれている。2010/09/19

yuki_furu

1
SASの男、極秘作戦、そして卑劣な身内と高潔な敵。毎度おなじみの様式美が心地よい。微妙にチープながら、現代を描く最前線の冒険小説2009/05/25

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