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ハヤカワ文庫
アインシュタイン・セオリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 554p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150411893
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

科学史学者デイヴィッドの平穏な日々は、突然終わりを告げた。恩師の物理学者が襲撃され、謎の数字を言い残して死んだのだ。実はその数字は、アインシュタインが封印した、究極の真理「統一場理論」への鍵だった。理論が悪の手に渡れば、世界の破滅は避けられない。FBIや冷酷非情なロシア人傭兵に狙われたデイヴィッドは女性物理学者モニークと決死の逃亡を図る!26カ国で絶賛されたノンストップ・サスペンスの傑作。

著者等紹介

アルパート,マーク[アルパート,マーク][Alpert,Mark]
プリンストン大学で天体物理学を専攻した後、コロンビア大学で美術学修士号を取得。新聞記者、科学雑誌編集者などを経て『アインシュタイン・セオリー』でデビュー。妻とふたりの子供とともにマンハッタン在住

横山啓明[ヨコヤマヒロアキ]
1956年生、早稲田大学第一文学部演劇学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

siva

22
アインシュタインの統一場理論を巡り、無実の罪で追われる事になった学者とFBI、殺し屋の攻防戦。文系なので理論面はさっぱりですが。殺し屋自身がFBIのセキュリティ対策に苦言を呈したりするくらい、どこもかしこも簡単に突破されすぎですが・・映画的な御都合主義でエンタメとしては面白いです。2016/07/06

鐵太郎

11
うん、面白い。一気に読めます。  でもね、ざっと一回読んだだけですが、メカに関してふたつ、科学に関してふたつ、そして登場人物の全般的な健康面の異常なまでのタフさに関して突っ込みがあります。股動脈を撃ち抜かれた重傷者が平気で走っちゃいけません。(笑) 2010/02/07

とも

8
★★★★結構分厚い本だが、初めからハイテンションで滑り出し 中だるみも尻すぼみもなく、最後まで突っ走ってくれる。よほど、物理学や宇宙やアインシュタインという言葉に抵抗や嫌悪感がなければ、科学をベースにした小説ではあるが、単なるサスペンスとしてだけでも十分に楽しましてくれる作品である。 では科学的な意味で全く作り物の空想かといえば、これはしっかり根拠だっている。この作品の背景となっている「統一場理論」は今なお現実の物理学会で実際に研究され続けているテーマである。2012/06/17

JACK

6
○ 科学史学者のデイヴィッドの元に恩師クラインマン教授危篤の知らせが入る。教授は何者かに拷問されていた。教授は病院に駆けつけたデイヴィッドの耳元で、アインシュタインが統一場理論という世界をひっくり返す発見をしたが、危険なため50年間公表も破棄も出来ずに封印してあると伝える。教授は鍵となる16桁の数字をささやき、この世を去る。デイヴィッドは教授を襲った組織とFBIに追われる身となるが…。なかなか面白いが、後半はご都合主義な所が目に付く。あと「零下450度」という表現は華氏だから日本で用いる摂氏で訳すべき。2011/01/07

けいちゃっぷ

6
アインシュタインはすでに統一場理論を完成させていた!面白い設定ですが、途中からはワンパターンにも思える歴史学者と物理学者の逃避行ですし、ピンチになると上手いこと救出者が現れたり、すんなり重要施設にもぐりこめたりするところは減点です。600ページ2009/04/17

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