ハヤカワ文庫JA<br> 深紅の碑文〈上〉

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ハヤカワ文庫JA
深紅の碑文〈上〉

  • 上田 早夕里【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 519p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150312176
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

陸地の大部分が水没した25世紀。破滅が迫る中、陸上民と海上民の対立はより深刻化していた――

内容説明

陸地の大部分が水没した25世紀。人類は僅かな土地で暮らす陸上民と、生物船“魚舟”とともに海で生きる海上民に分かれ共存していた。だが地球規模の環境変動“大異変”が迫り、資源をめぐる両者の対立は深刻化。頻発する武力衝突を憂慮した救援団体理事長の青澄誠司は、海の反社会勢力“ラブカ”の指導者ザフィールに和解を持ちかけるが、頑なに拒まれていた―日本SF大賞受賞作『華竜の宮』に続く長篇、待望の文庫化。

著者等紹介

上田早夕里[ウエダサユリ]
兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、同作でデビュー。2010年刊行の長篇『華竜の宮』は、「ベストSF2010国内篇」にて第1位を獲得、第32回日本SF大賞も受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

64
上田早夕里さんのSFはとても歯切れが良い。歯切れが良いとは架空の理論の積み重ねであるSFにおいてその理論に不整合がなく、かつ読んでいて容易に理解しやすいことを指します。「華竜の宮」を含むオーシャンクロニクルシリーズの世界において新しい人類存亡の危機が訪れます。全人類の政治、宗教、科学などを絡めて壮大に展開していきます。そしてそこにいる人々の生き様にも引き込まれます。下巻へ。2023/02/14

naoっぴ

56
『華竜の宮』の続編。厚みに尻込みしていたけれどようやく機会を得て読みはじめた。未来社会の緻密な仕組み、錯綜する政治的思惑、陸と海との差別や対立などが繰り広げられ、なかなか手ごわい読み心地。前作と違い、本作ではストーリーを牽引する人物が複数なので、各々の人物像も含めストーリーについていくのにかなりエネルギーがいる。上巻では人類の危機“大異変”にむけての争いが、さまざまな立場のさまざまな人物の視点で描かれる。人類の存続のため、異なる民族が共存する政策はあるのか。下巻へ。2021/03/31

ゆかーん

56
「華竜の宮」の続編。25世紀の地球では、陸地で生活する陸上民と、海の魚舟で生活する海上民が、分かれて暮らしています。そんな中、地球の環境変動「大異変」が起こり、人類は絶滅の危機に⁉︎宇宙への避難が先か、避難施設であるマルガリータ・コリエの建設が先か…。人類の未来が危ぶまれる中、海上民であるラブカたちが、陸上民の資材や食糧を狙って戦いを始めようとしています。陸と海、双方が協力し合って生きる道は無いのか、ラブカのリーダーであるザフィールの悲しい過去に、青澄はどう対峙し和解するのでしょうか…。下巻へ続きます!2016/12/06

スカラベ

51
華竜の宮では、最終章からエピローグに向け、物語は駆け足で走り抜け子細に語られなかった。この期間を、新たな登場人物も加え描き出す。舞台は同じなので、前作を読んでおく必要はありそう。残酷で絶望的な人類の未来を前に、人間のとる立場は様々。人類存続に少しでも種を残す希望にすがる人たち、身を守る術に勢力を傾けるべきとする現実派の人々、タブーを破り、人としての姿を変えてでも生き抜こうとするルーシィ。これに、前作では治まるかにみえた海の民、陸の民の確執も勃発。「科学」の力はどこまで光を与えられるのか・・下巻に進みます。2016/03/19

あむぴの

47
★★ハヤカワ文庫の100冊 2016★★ 『華竜の宮』の続編。25世紀。大異変が迫り、物資を溜め込み始める人たち。それに伴い、物資を巡る戦いが生まれた。自分がどの区分に属するか。そして、違う区分の人たちとの干渉の具合。みんながうまくいく世界というのは、存在しないのだろうか。2016年2月。2016/10/12

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