ハヤカワ文庫
飛竜雷天〈上〉雷雲の到来―時の車輪〈12〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 703p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150205386
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

境界地域の農場主レナルドは愕然とした。見たこともない黒と銀の雷雲が地平線をおおい、急速に近づいてきていたからだ。だが異変は全界のあらゆる場所で起こっていた。食物がまたたくまに腐り、毒虫が地中から這い出てくる。ある村では、日暮れとともに人々が殺し合い、朝になると何事もなく目覚める…人々は否応なく気づかされた、最後の戦い“ターモン・ガイ=ドン”は近い、と。ジョーダン亡きあとサンダースンが書き継いだ第12部、登場。

著者等紹介

ジョーダン,ロバート[ジョーダン,ロバート][Jordan,Robert]
本名ジェイムズ・オリヴァー・リグニーJr.。1948年米国サウスカロライナ州チャールストンの生まれ。ベトナム戦争に二度出征した後、シタデル士官学校で物理学の学位取得、合衆国海軍に原子力技術者として勤務した。1977年から、リーガン・オニールなどのペンネームで作家活動を開始。1990年、ロバート・ジョーダン名義で発表した「時の車輪」シリーズの第1部『竜王伝説』でブレイクし、一躍世界的なベストセラー作家となった。2007年9月16日、最終巻になる第12部の執筆途中で亡くなった

サンダースン,ブランドン[サンダースン,ブランドン][Sanderson,Brandon]
1975年米国ネブラスカ州リンカーンの生まれ。ブリガム・ヤング大学で生化学を専攻していたが、のちに英文学に転向。2004年に修士号を取得し、卒業後も大学に残り教鞭をとる。2005年に『エラントリス鎖された都の物語』でデビュー。2006年発表した『ミストボーン―霧の落とし子―』がベストセラーとなり、ファンタジイ・ファンの枠を超えて多くの読者から支持を受けた

月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AR読書記録

5
いくら書き手が変わっても、設定やら登場人物の性格やらは変えられんからな... 主人公たち以外はバカばっかで主人公たちも賢くはなくてな。困ったな。2015/09/05

az_val

1
作者も翻訳者も代わりましたが、これは紛れもなく時の車輪。2012/02/02

hirabat

0
RJ亡き後を若きサンダースンが継いだけど、書き手としてはRJを凌ぐし、訳も亡き斉藤伯好の下訳チームだった月岡小穂ということで、違和感話。バラバラになった登場人物たちの物語が目まぐるしく切り替わりながら、ターモン・ガイ=ドンに向けて方向が揃いだした。2012/05/19

夜の女王

0
☆☆☆☆☆ ロバート・ジョーダン氏物故(合掌)の為諦めていた続編が、ブランドン・サンダース氏により登場!書き手が変わったので、作風の微妙な変化とかを心配していたのですが、それは全くの杞憂でした。世界観、キャラクター設定、しつこいくらい例えの多い文体等、生前のジョーダンそのもの。書き溜めていた草稿・原稿があったとはいえ、ここまで作品の世界観を引き継げるサンダース氏、さすがです。相変わらず起伏に富んだストーリー展開の面白さは勿論、今までの3倍はあるページ数も嬉しい。連休で上下二冊を一気読みでした。文字通り質量2012/01/11

psy

0
久々の新刊! 著者、訳者共にチェンジ。でも全然違和感なく、テンションまんまですね。とても面白かったですが、えっとー一体何があったんだっけー状態ですいません(^^ゞ 次巻も楽しみで益々目が離せませんが、下巻もこの厚さかよ・・・文庫でこの厚さでよく背割れしないなあとw ロバート・ジョーダンさん、きっちり先の手配をなさってて下さって有り難し。グイン・サーガもそうだったら良かったのにな〜とか思ったり・・・2011/12/28

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