ハヤカワ文庫
スパイダー・スター〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150117108
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

遙か太古に栄えた異星種族の遺跡が数多く残るポラックス星系の惑星アルゴを、突然の災厄が襲った。月の遺跡を調査中のチームが、古代の攻撃兵器のスイッチを入れてしまったのだ!月から送られたパルスは太陽中心部に隠された怖るべき兵器を稼動させ、燃え盛る小惑星が次々とアルゴめがけて飛来する。このままでは人類に未来はない。調査の結果、危機を回避する鍵が、伝説の星スパイダー・スターにあることがわかるが…。

著者等紹介

ブラザートン,マイク[ブラザートン,マイク][Brotherton,Mike]
1968年、アメリカのイリノイ州生まれ。テキサス州のライス大学で電子工学の学位を取ったあと、テキサス大学オースティン校の博士課程に進み、1996年に天文学の博士号を取得。ローレンス・リバモア国立研究所(カリフォルニア州)、キャットピーク国立天文台(アリゾナ州)の研究職を経て、2002年からはワイオミング大学で教職につく。専門はクエーサーと活動銀河核の観測研究。作家養成講座のクラリオン・ワークショップに参加したのち、2003年に初長篇「Star Dragon」を発表

中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

7
物語の第一部は、西暦2453年、つまり20年後に始まります。  古代のアルゴノート文明の研究も進んだなかで、次の星系の探査ミッションの演習を惑星アルゴの衛星カリュブディスで行っていたマニュエル・ラスクのグループは、見たことのない穴を発見します。その底を探索しているうちに出会ったのは黒いドアらしきもの。なんの気なしにラスクがそれをそれをノックした瞬間に、すべてが始まります。 2010/01/29

佐藤司

1
読んでいて思ったのは、ブラザートンって本当にSFが好きなんだろうなぁってこと。だけど、それが本の面白さに繋がっているかというとちょっと疑問。ハードSF、スペオペ、社会派と現代SFの要素がごった煮で発散している印象。どれか視点を絞り込めば万人受けはしないけど良い本になると思うんだけどな。ちょっと惜しい。2016/02/02

いちみ

1
現役天文学者によるSFっということで、細かい技術的設定がごちゃごちゃ書かれているのだが、、、な~んとなく旧きよきファースト・コンタクトものって感じの、どこか懐かしい印象が。 下巻での展開と収束に期待。2009/08/20

超小兎

0
下巻、どこいったっけ……一緒に買ったはずなのに。でも続きが気になるから買っちゃおうかな……。うん、今のところ面白い。主人公視点を入れ替える必要があるのかどうかはちょっとだけ疑問だけど。2012/03/23

syousei

0
おもしろかった。でも下巻読む気が起きない。

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