内容説明
クローンとなって死から甦った企業傭兵スチュワール。だが、“前世”の自分が記憶を更新していなかったため、生涯最後の15年分の記憶は欠落している。なぜ死ななくてはならなかったのか?自分を殺した犯人は?謎を解明する鍵は、惑星〈冥土〉をめぐる企業抗争にあるらしい。過去の自分の足路をたどるスチュワールが、記憶の冥路の果てに見た真相とは?好評『ハードワイヤード』に続くサイバーアクション超大作登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Small World
1
多分、前作よりも好きかな。映画化に向いてそうな話ですよね。きっと、この作者は、映画とかで育った世代なのかな。2007/02/16
shamrock
1
「ハードワイヤード」の100年後の話らしい。100年経ってもあまり技術が変わってないのね。「ハード~」の主人公カウボーイには感情移入しまくりだったが、今作の主人公スチュワールにはそれができん。なぜだ。歳のせいか。2011/02/17
赤井流久
0
☆☆☆☆ 序盤から予想を遥かに越える面白さに、完全に虜となった前作の続編ということで、さすがに今回こそはずれだろうと覚悟していたが、こちらも甲乙つけがたい出来に大満足。相変わらず高水準の疾走感に、充分すぎるほど魅力的な登場人物。結末がやや駆け足に処理されたように感じられた以外は、もはや何も言うことはない。あるとすれば、この作者の90年代以降の作品がことごとく未訳になっていること。せっかく大好きな作家にめぐり逢えたのに…… サイバーパンクはあまり読んでいないが、他の作者もこんな感じなのだろうか? 2013/11/19
amaneshino
0
『シェオールは………つむじ風だったのさ』徐々に明らかになっていく真実!行く先々に、自分のオリジナルの欠片を追い求め、宇宙を駆けろ、マッチョな一匹狼!It's cool!!Hoooo…だったら良かったのだけど、イデオロギーへの拘りとか、主人公のキャラ像とかいかんせん、古いよね。シュワちゃんとミュータントが出てくる映画を初めて見たとき爆笑したことを思いだした。何だろな…伏線回収は見事だし、読ませるんだけど能天使を少なくともヒューマノイド型の美少女にするとか、刺激がもっと欲しいな。2010/09/26
丰
0
Y-102001/03/19