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Hayakawa pocket mystery books
The 500

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  • サイズ 新書判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150018610
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

チャンスを活かしてロビイスト事務所に採用された青年を待っていたのは華麗なる生活。だがある事件を機に彼は大きな陰謀に巻き込まれてゆく! 謀略の都の裏側をスタイリッシュに描くサスペンス

内容説明

ワシントンDCで最高のロビイストであるデイヴィス・グループ。そのカリスマ的総帥が、服役中の父をもつ貧乏学生のわたしをスカウトしたのは、犯罪社会で成長し軍隊でも訓練を受けた、わたしの現実世界での経験を買ったからだ。世界を動かす人々を意のままに操ろうというロビイスト活動は、綺麗事だけでは通用しないのだ。すぐに頭角を現わしたわたしは、高額の報酬、華麗な社交生活、そして夢の恋人までを手にするが、その行く手には意外な陥穽が…謀略の都の裏側をスタイリッシュに描きだす出色のサスペンス。

著者等紹介

クワーク,マシュー[クワーク,マシュー][Quirk,Matthew]
ハーヴァードで歴史と文学を学び、卒業後は五年間にわたって『アトランティック』誌で、犯罪、戦争企業、麻薬取引、テロ告発、国際犯罪などの記事を手がける。ワシントンDC郊外に在住

田村義進[タムラヨシノブ]
1950年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

28
面白かった。なぜかベトナム戦争映画「プラトーン」の主人公がダブってしまった(笑)まあ、この手のサスペンスは義の心を持った方が異端となるし、それが突き進むことは逆に気持ちが悪かったりするのだが、この話では主人公の父親のエピソードがそれを上手に補完していた。ラストも心地よい感じで読みがいあり。2013/12/30

ひめ

24
巨大なディヴィスグループなのに、マイクひとりに振り回されるのは?だなぁとか、どうしてそんな簡単にマイクは窮地から逃れらるのだろうとか、イリンはあっけなかったなぁとか、アニーは何を信じたんだろうとか、いろいろと滑稽なことがたくさんあったけど、私は楽しく読めました。2015/06/02

goro@80.7

18
突っ込みどころ満載で読了。クライマックスが読めちゃったからなぁ。頭脳戦なのかアクションなのかどちらももう一つかな。肩が脱臼したら繋ぐまでも繋いでからも痛くて使えないよ~。と経験者は強く思う今日この頃。2015/10/04

RIN

17
"The 500"とはワシントンを動かす500人という意味らしい。ワシントンを動かすということはつまり世界を動かせる500人。その500人全員の弱みを握る、もとい(笑)コネをつけるのがロビー活動の初歩だとか。そんなロビー会社に入ったハーバード大の若者の物語。とはいえ、彼もうぶな正義漢ではありえずetc.。既に映画化の権利は売れてるらしいが、正に映画的。昔の『ウォール街』のキャストそのままでできそうなデジャヴ感も。それにしてもロビィストという職業、一度やったらやめられなくなりそう(笑)2014/12/08

tom

10
いかにもアメリカの犯罪小説。巨悪のロビイストに対して、犯罪少年上がりの弁護士が挑むという話。悪知恵と暴力、親子の愛情とどんでん返しと、定番のストーリー。50点級のできばえ。それでも、最後まで読んでしまった。ポケットミステリーは、何のかんのといっても、それなりの内容で安定しているのがありがたい。2013/11/17

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