NHKブックス<br> 医学の近代史―苦闘の道のりをたどる

個数:
電子版価格
¥1,309
  • 電書あり

NHKブックス
医学の近代史―苦闘の道のりをたどる

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 23時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140912348
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C1347

出版社内容情報

ルネッサンス以降積み重ねられた医師達の厖大な試行錯誤。ヒルに血を吸わせる療法、麻酔発明者達の自死や狂死、精神に異常をきたして犠牲者を出し続けた外科医…。知られざるエピソード満載の新鮮な医学史。

内容説明

人間が人体の内部についての正確な知識を得たのは、一六世紀に西欧で死体解剖が盛んになってからだった。科学的で実証を重んじる現代医学の流れはここに始まる。だがそれ以後も、名医が間違った療法に固執して患者が犠牲になる、麻酔や消毒の先駆者が不遇のうちに精神を病み、あるいは自死する、ノーベル賞の授与対象を誤るなど、医学の歩みは波瀾に富んでいた。ルネッサンスの医師の挑戦的な試みから現代医療の最前線までを、基礎医学、内科学、外科学、精神医学など諸分野を網羅しながら、日本医学界の第一人者がエピソード豊かに描き出す。

目次

近代医学の基礎の確立
臨床医学の発展―一八世紀から一九世紀
基礎医学の興隆―一九世紀後半
外科の大発展―一九世紀から二〇世紀
移植される臓器とつくられる臓器
二大死因克服への挑戦
生体を調節する仕組みの解明―二〇世紀の医学の発展
感染症との闘いと免疫学の進歩
神経疾患と精神疾患
日本の医学の発展
医学・医療の進歩と現代の課題

著者等紹介

森岡恭彦[モリオカヤスヒコ]
1930年、東京生まれ。東京大学名誉教授、自治医科大学名誉教授、日本赤十字社医療センター名誉院長。55年、東京大学医学部卒業、56年、同学部第一外科教室入局、60年、同大大学院修了。72年、自治医科大学教授、81年、東京大学医学部教授。以後、東京大学医学部附属病院長、宮内庁御用掛、関東労災病院長、日本赤十字社医療センター院長、日本医師会副会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

このこねこ@年間500冊の乱読家

3
⭐⭐ ほむん、難書。 医学がどのように発展してきたか、外科や内科、遺伝、など様々なジャンルを遡って解説する一冊ですが…… 手広くやりすぎて1個1個が浅くなり、専門用語の説明も少なくて辛かったです。 医学ちゃんとやっている方にはちょうど良いのかも。2020/06/25

take99051

3
医学の歴史を外科医が記した書物。ある意味野蛮な治療、処置が普通だった医療というものが、現代科学によって醸成されていった経緯がよく理会できました。翻って見れば、200年も経てば医学に対してまた違った見解もあるのかも、と思わされた一冊です。秀逸。2016/02/19

いのうえ

2
現代に生まれて良かったと思える一冊。 紀元前5世紀に活躍したヒポクラテスが医学の起源と言われているが、16世紀にベサリウスが人体解剖するまでほぼ進歩なし。床屋外科医だったパレがルネサンス期に活躍した外科医として知られているが、麻酔や消毒は19世紀になって登場する…ということはとんでもない痛みに耐えて、感染症を乗り越えないと生き残れないということ。パレの有名な言葉「私が処置し、神が癒し給うた」は本当だ… 他にジェンナー、ゼンメルワイス、コッホと弟子たち、野口英世などのエピソードが面白かった。2017/10/15

はるくる

1
勧められて読んだ本ですが本というより辞典?資料集?という感じ。各々のエピソードはおもしろいし、こんな全世界の人々が長い歴史をかけて結集した知識の上に今の医学があると思うと感慨深い。でも僭越ながらわたしがこの本書くとしたらこの順番・構成にするかなあと少し疑問。まあ著者も必ずしも年代別にしましたとは言ってないけど2020/03/13

ゴジラ 芹沢

1
現代医学の基礎を成した偉人たちの近代史2019/11/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9863304
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。