内容説明
対話形式の楽しい作文指南。レポートからメール、宣伝コピー、論文まで、相手に伝わる文章を書くコツはどこにあるのか?和文脈の自然な「やわらかな日本語」と、漢文脈や翻訳文体の「かたい日本語」の、二つを自由に操ることで、作文力は大きくアップする。日本語を外国語としてとらえる発想から、さまざまな作文の極意を明快に伝授。実際に練習問題を解くことで、現代人に必須の作文力を体得する。
目次
第1章 作文の心構え
第2章 日本語のポイント
第3章 語順に規則はあるのか
第4章 読点の打ち方
第5章 ハとガの関係
第6章 長文を仕立て直す
第7章 和文和訳で発想を広げる
第8章 段落で考える
著者等紹介
野内良三[ノウチリョウゾウ]
1944年東京生まれ。東京教育大学文学部仏文科卒。同大学院文学研究科博士課程中退。静岡女子大学助教授、高知大学教育を経て現在、関西外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
7
事例豊富で、気を付けるべきことはどういう使い方なのか、よくわかる。書くとは説得すること(23頁)。書き終えた文章はかならず声に出して読み直す(38頁)。こうした事柄が、【心得x】という枠組みで囲われているので、要点を拾い読みして、必要な箇所のみ熟読してもよいと思う。50~60字が1文の上限(142頁)とは、心がけたいと思う。問い→答え→理由づけ(227頁)が論稿の基本というのも納得。1つの段落は200字以内(237頁)。起承転結ではなく、結起承転というのは、結論を先にということで、忙しい時代に必要となる。2013/05/04
ブルーローズ
2
3月24日読了。どうやったら上手に記述できるか、であって、子どもの宿題を手伝う前に読むものではないようなww2012/04/30
13km
0
この本読んだからにはもう少しまともなレビューが書きたい。2011/12/29