NHKブックス
日本の女子中高生

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910269
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C1337

内容説明

女子中高生は何を求めて生きているのか?同じような格好をしながら微妙な差異を求め、未来志向の目標より今の楽しみを優先、そして「女らしさ」を拒否する女子中高生たち。彼女たちの意識を生んだ要因を求めて、価値規範や人間関係の変化、教育理念の転換、母子関係の変遷などの社会的背景を意識調査データや学校訪問に基づいて考察、“記号”となった女子中高生の感情の襞を掬い上げる。青少年研究の大家による積年の労作。

目次

1 いま教育現場はどうなっているか
2 自己決定が求められる時代
3 女子中高生の恋愛観を探る
4 「女らしさ」はどう変化したか
5 女子中高生の母親たち
6 創造的活動の芽ばえ

著者等紹介

千石保[センゴクタモツ]
1928年、富山県に生まれる。1951年、早稲田大学法学部卒業。東京地検検事、総理府(現総務省)青少年対策本部参事官などを経て、(財)日本青少年研究所所長兼理事長。早稲田大学客員教授。青少年に関する調査研究の第一人者として活躍中
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
図書館にて。2005年刊行である。浅田彰『逃走論』や大塚英志『物語消費論』が引用されている。高度消費社会・高度情報化社会は人と人との繋がりを希薄化し、人間を疎外する、みたいな論調である。NHKブックスには、「尾木ママ」をいうあだ名を得る前の尾木直樹の著作(『「学級崩壊」をどうみるか』『「学力低下」をどうみるか』等)もあるのだけど、子供を携帯電話から保護せねばならない、みたいな論調であった。2021/05/22

Sreyda

0
この本が書かれたとき、私はまさに女子中学生でした。日米の比較だけじゃ、本当に「日本」の「女子」中高生の特徴かわからないなぁ。2012/01/17

もん

0
うーん、なんというか根拠薄弱で、若者についてや現代社会について正しい理解ができているのか疑いたくなる。何が言いたかったのか、私にはちょっと分かりませんでした。2010/08/27

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