内容説明
片付けの目的は「捨てる」ことではなく、時間と空間とモノを生かすシステムを作ること。使いたいときに見つからないモノは、とっちらかったあなた自身の象徴だ。忙しい人こそ、先送りしてきた問題と徹底的に向き合い、自ら課題を設定し、ロードマップを作成して臨めと提唱するのが阿部式「覚悟の片付け」。しんどさを乗り越えれば、決断力と自信がつく！片付けられない自分を真剣に変えたい人だけに読んでいただきたい一冊。
目次
序章 私たちはなぜ片付けたいのか
第１章 片付けは人生と深くリンクする
第２章 片付けると何がどう変わるかを理解する
第３章 徹底したプランニングで問題と向き合う
第４章 モノと一緒に未練を捨てる
第５章 モノと空間を生かす収納を考える
第６章 暮らしを快適にキープする
終章 自ら選択して生きる覚悟
著者等紹介
阿部絢子［アベアヤコ］
生活研究家、消費生活アドバイザー。日本大学理工学部非常勤講師。１９４５年新潟県生まれ。共立薬科大学卒業後、洗剤メーカーに勤務。ライターとして活動後、１９８０年より３０年にわたり銀座松屋の消費者相談室に勤務。食・掃除・整理収納から環境まで、生活全般にわたる豊富な知識と実践的かつ明確なアドバイスで支持される。日本における家事研究の第一人者としてメディアで幅広く活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ごへいもち
25
たまたま出来た連休で気候も天気も体調も良い。こんな機会はめったにないと片付け始めたが著者のように「片付けが身についていても年を取るとこんないい天気なのになぜ片付けなんかと 『気持ちがいい』ことさえ片付けできない理由になる」そうだ。「たんすの肥やしというが、たんすに入れたままでは肥やしにもならない」。「捨てる・捨てないの判断力は続けているうちにレベルアップしてくる」。「あの大事なパンダとさよならできたんだからと思うと、他のものとも決別できるようになる」⇒これは実感する（コメントに続く 2012/10/22
みみりん
5
｢片付けたいという気持ちがどこから生まれるのかを探ってみると、あなたが抱えている問題がはっきり見えてくる」｢増殖注意アイテムを購入したときの気持ちに立ち返ればあなたの隠れた願望や悩みがわかるかもしれない」正にそのとおり！私が買ってしまい、使わず、捨てられないもののほとんどは運動不足や健康や美容グッズだ。最初はスポーツクラブに通ったけど、通わない日々が続きもったいなくて自宅でできるグッズの購入に変わった。でも結局利用してない。お掃除グッズも多い。家を綺麗に掃除したいのに続かない。情けない。2021/04/24
きゆらむ
4
片付け本が流行っているそうで。初の片付け本。この本の通りにできたら、家だけでなく人生もスッキリするだろう。一つの物を捨てるか生かすか、一つ一つの決断がひいては人生の決断力ともなっていく（そうだ）。読んだだけで勇気がでる。でもまず行動しないとね。2017/11/29
小紫
4
写真がふんだんにあるとかいうタイプの本ではないけれど、片付けについて自分自身の考えをまとめるのに役立つ本だと思います。片付けている途中に一時期はカオスになってもいい、と認めてくれているので、心が軽くなるかも。2014/11/08
かやん
4
阿部さん、尊敬してます。私は片づけが大好きなので、こうしてみよう、こういうことねって納得しつつ読みました。「１回ルール」即実践。お洋服はリサイクルショップへ、食器は燃えないごみの日にと処分できました。すっきり！2013/07/25
