NHK出版新書
はじめての宗教論〈左巻〉ナショナリズムと神学

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140883365
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0214

出版社内容情報

神学は人生を変える。究極の入門書!

宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?ナショナリズムの歪みから生じた現下21世紀の様々な困難に、どう対峙するか? キリスト教神学の基本を明快に解説し、宗教の変貌とともに生じた人間の自己絶対化の果てに、戦争の世紀が訪れたことを鋭く読み解く。危機の時代を生き抜くための知的体力が身につく実践的宗教論!

内容説明

宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?近代とともに宗教はどう変わったのか?ナショナリズムの歪みから生じた現下21世紀の様々な困難に、どう対峙するか?キリスト教神学の基本を明快に解説し、宗教の変貌とともに生じた人間の自己絶対化の果てに、戦争の世紀が訪れたことを鋭く読み解く。危機の時代を生き抜くための知的体力が身につく実践的宗教論、待望の続編。

目次

序章 キリスト教神学は役に立つ―危機の時代を見通す知
第1章 近代とともにキリスト教はどう変わったのか?第2章 宗教はなぜナショナリズムと結びつくのか?第3章 キリスト教神学入門1―知の全体像をつかむために
第4章 キリスト教神学入門2―近代の内在的論理を読みとく
第5章 宗教は「戦争の世紀」にどう対峙したのか?
第6章 神は悪に責任があるのか?―危機の時代の倫理

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。作家・元外務省主任分析官。外交官を務めるかたわら、モスクワ国立大学哲学部、東京大学教養学部で教鞭をとる。著書に『国家の罠』(新潮社、毎日出版文化賞特別賞)『自壊する帝国』(新潮社、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

63
右巻があるとは全く知らず、左巻を読んでしまいました。書店で見つけたとき「ひだりまき」と読んでしまい、佐藤優さんにしては珍しく悪口本なの?と興味津々で買ってみました。しかし、超絶真面目なキリスト教神学でした。アホな感想ですみません。2023/01/29

もりやまたけよし

27
佐藤さんなりにわかりやすくキリスト教の概論を解説してくれている。佐藤さんは神学部出身なんだと思った。内容は理解できても納得できないと言うようなもどかしさに終始しました。2023/09/13

金吾

21
わかりやすく書かれていますので、ふんわりとしたイメージはわきますが、原罪がなかなか理解できませんでした。他の本を読みながらもう少し咀嚼していきたいと思いました。2024/04/05

Gatsby

17
神学というと、私にとってはかなり縁遠い学問だったが、佐藤氏の著作を読むことで少し興味を持てるようになった。本書は右巻に続く『はじめての宗教論』の続編であり、シュライエルマッハーをキーパーソンに宗教の考え方を通して現代の問題を考察できるように書かれている。内容的に難解なものもあるが、前の章のまとめや復習にもページが割かれ、親切な書かれ方がされている。佐藤氏の本は、一貫して難解な思想を難しく紹介するのではなく、現代の諸問題を考えるときに、どう応用できるかを説いている。知的好奇心を満たしてくれる本である。2011/07/30

さえきかずひこ

7
シュライエルマッハーについての話は分かりやすくはないが、キリスト教が救済宗教だということはくりかえし述べられるので、そうなんだなーと思った。2014/03/03

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