内容説明
経済を理解するためのツール「経済学」をビジネスの現場で生かすためには―「経済書読み」のプロである著者が、古典から話題の近刊書に至るまで「いま本当に役に立つ経済書」をピックアップ。ビジネスマンのための効率的な読書法とともに、未曾有の変化を迎えるこれからの時代を生き抜くために、経済の一歩先の読み方を伝授する実践的ブックガイドである。
目次
第１章 本の選び方・買い方・読み方
第２章 世界経済危機をどう見るか
第３章 市場というメカニズム
第４章 グローバル資本主義の運命
第５章 イノベーションとは何か
第６章 日本型資本主義の限界
第７章 自由な社会の秩序
第８章 賢者は歴史に学ぶ
第９章 教科書で理解する
第１０章 古典に学ぶ
著者等紹介
池田信夫［イケダノブオ］
経済学者。株式会社アゴラブックス代表取締役。上武大学経営情報学部教授。１９５３年京都府生まれ。７８年ＮＨＫ入局。報道番組の制作に携わり９３年退局。経済産業研究所などを経て、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
281
経済学の本について多く取り上げられていて良かった。また紹介された本を読んでいきたい。2016/09/30
岡本正行
23
本の紹介本、実際、お勧めに従って何冊か読んだ。経済書である。硬い本、いい本だった。その推薦の本、記載している本を一挙には読めない。図書館本であるので、ずっと手元には置けないし、ネットやアマゾンで探して、注文中である。どんな本やら、長期間置いとくだけに、状態もいいものであってほしい。ただ残り１冊１円、送料が要る、それは仕方ないにしても、版元はもう絶版とのこと。それはそうかも、常に時勢が変わる。著者もペーパーでの推薦はこれが最後、電子版になるだろうって。私は、まだ電子版対応は全然だ。ご推薦の経済書を読もう。2023/09/19
yamikin
9
古典の重要性を再認識。ただここだけの話、実際あまり中身覚えていない。その理由はおそらく取り上げられている経済書についての解説が１～1.5頁と短いから。この分量では単なるブログのエントリレベル。印象に残らないのだ。従って我々は本書取り上げられている本をチェックするだけでよい、断言する。(この言い方が池田信夫っぽい！)2010/06/18
白義
8
アニマルスピリットやハイエク、ファーガソンまで経済書読みの観点からリストを絞っていて使える。見た感じかなり定番の本だらけで、自分が読んだ本の評を見ても結構うまくまとまっているしかなりいい書評集ではないかと思う。紹介に見せて自分の改革派的立場を偉そうに混ぜてくるのは相変わらず好き嫌い分かれそうだが、少なくとも本書に関する限りはそういうのは気にせずリストを借用して読書のお供にすべきだろう。経済学だけでなく経営学や歴史学にも手をつけているのもいい2012/12/14
ひとまろ
6
経済学のブックガイド。いくつか手に取ってみたい。2015/03/04
